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2024/09/16 千葉大ロング in鶏頂高原 #7


● はじめに

免許合宿からの帰省で3週間ほどオリエンから離れていたが、一発目は11kmのロングと若干ビビりながらも頑張りたい気持ち。公式掲示板からも伝わる良テレインの雰囲気!

● レース反省

先輩が書いていたアナリシスの書き方でよいものがあったので参考にさせてもらう。
p:プラン
d:実行
c:一言コメント
r:反省後のプラン

△→1
p:建物からデカ沢を切って2本目の水系に乗れればいけるかな
d:沢の斜面を垂直に下りすぎて、かなり手前で沢底に出る。少し進んで尾根を上るはずがないと思い少し考えたのちリロケ、水系を見つけてなんとかポストへ。
c:プランをざっくり考えすぎ。ただ直進すると登り返しも多いので若干まくべき。
r:主曲線のラインでコンタリング気味に沢を巻き、水系と正面に見えてくる尾根で微調整。

1→2
p:直進。左側にだけは逸れないようコンパス意識。
d:プラン通り
c:思っていたよりコントロール周りの地形が分かりやすかった。

2→3
p:斜面を登ってオープンに出たのち一旦救護所を経由してオープンの端から直進。(まじで分からなかったのであきらめの精神)
d:なんとなくの雰囲気で直進していたら水系にぶつかり、奥のオープンまで行けば位置が分かるかなと思い行ってみたところ、5ポ付近の斜面が緩いところにいるのではと思い下ったところ礫地にぶつかりあった。
c:先輩たちと話したところルート自体はこれで問題なさそう。ただ後半の直進をいかにして精度良く行うかが重要。例えば亀裂、水系、オープンの曲がりなど意識的に拾うほどではないが直進中に見つけて微調整できる材料はあったし、等高線何本分をこのあたりで下るんだという意識を持つだけでも直進の精度は上がると話し合いの中で痛感させられた。

3→4
p:若干右にエイミングオフ気味に行き、沢の終わりを見て再度直進。
d:プラン通り
c:良かった

4→5
p:5ポより低いオープンに挟まれるA藪地帯に出れば、両脇の距離感を見ながら登っていけば見つかると思い、エイミングオフ的に当てる。
d:ほぼプラン通り、オープンと藪が入り組んでいるところで若干不安になり速度が落ちた。
c:プランのように考えているなら手前の藪地帯で不安になる必要はないのに地図を見てしまうのはプランに自信を持ててないんだなぁ

5→6
p:直進しロープウェイのあるオープンから建物を目印に直進。
d:プラン通り
c:ミスタイムがついているのは登りよわよわな証拠

6→7
p:レッグ線通方向に脱出し、傾斜変化沿いを進み、沢を超え、水系と植生界を頼りにポストへ。
d:プラン通り
c:沢を切るのは負けルートだった気がする。
r:脱出方向をレッグ線より右にずらし沢を巻いてから、傾斜変化と水系を目印アタック。

7→8
p:正直よく分からなかったからコンパスよく見て直進。
d:直進していると岩が沢山見えてきて何となく自分がどの辺にいるか把握。ポストよりは高いところにいると思い、下ったら見つけた。
c:思ったより8ポ周辺の地形が分かりやすく、ポスト付近に当てれさえすれば行ける感じだった。今思えば岩地帯が線上特徴物のようになっていたからこれを目印にするべきだった。
r:若干左に直進し岩地帯まで行ったら、地形を見ながら下っていく。

8→9
p:直進すれば尾根に当たるから、尾根線上を意識してればいけるはず。
d:プラン通り
c:良かった

9→10
p:植生界が分かりやすかったので、高さはほぼ変わらないということを意識しながら直進すればいける。
d:若干下に流されたけど問題なく直進。
c:まあ問題ない

10→11
p:湿地、穴、亀裂、植生界など直進を補強できる材料が多めだったので雰囲気で直進すれば行けるかな
d:植生界とポスト付近の湿地がとれた。
c:直進中に不安になり地図を見ながら歩いた部分があったのでミスタイムがついたと思う。

11→12
p:尾根をたどっていき、沢のあたりから右斜面を走ればある
d:左に脱出して変な方向に行きそうになったが、さすがに気づき修正
c:脱出の時はしっかりコンパス見よう

12→13
p:このテレインは水系が分かりやすいから直進でいいかな
d:直進してたら水系出てきたけど手前すぎると思い、少しさまよいながら現在地が分かったので修正。
c:今いる地点と行きたいところの高さを意識していないのが反省点。直進していれば上り続けるはずなのに下っている時点で気づくべきだった。
r:きれいな斜面と地形がごちゃごちゃしている部分の境目あたりで小径に出て、同じ高さで走る。

13→14
p:尾根の方向をコンパスで確認しながら下っていくだけ。
d:プラン通り
c:下りは走れて気持ち~

14→15
p:とりあえず小径に出て、できるだけ引っ張り右手の藪を見てから小径外れる。
d:プラン通り
c:もっとレッグ線に沿って小径に出るのと下りはちゃんと走れ。

15→16
p:ポストの東にある少し高くなっている部分で分かると思い直進。
d:通行不可の湿地、こぶ、岩など拾えるものが多くて問題なく直進できた。
c:良かった

16→17
p:直進
d:直進
c:コンパスガン見

17→18
p:とりあえず救護所まで行き、立禁の端を通っていき藪を巻きながら沢におちる
d:救護所まではよかったものの、そこから先の霧がすごく方向感覚が全くつかめず現在地を見失いながら歩いていた。左に流されていることに気づきオープンに出ると建物が見えてリロケ。そのあとは問題なく行けた。
c:後で聞いた話だと立禁にはテープがあったらしいのでそれを見つけてから沿っていけばよかったと後悔。途中で不安になって地図を読むという動作をできるだけ減らす必要があると感じた。ルートを考えるときにどこを通っていくかより、どこに出るかをイメージしておくとよいと言われたので今度の大会では意識したい。
r:プランはこれでよかったと思っている。

18→19
p:ほぼ直進。途中建物を見る。
d:上手くは行った。
c:この直進が成功したのはオープンを過ぎてからはずっと歩いていたのと周りに人がいたからだと思う。それぐらい怪しいプランだった。
r:コンタリングが正解だったかな

19→20
p:オープンの曲がり付近だし直進すればおけ
d:いけた
c:良かった

20→21
p:レッグ線上にある地形を拾っていけば直進できる。
d:沢を超えて斜面が緩くなる部分で現在地が確定できたので問題なく行けた。
c:登りしんどかった

21→22
p:給水まで行き、トップを見ながら直進。
d:道中度どのオープンを通っているのか分かっていなかったが給水にはたどり着け、その後は問題なかった。
c:登りしんどすぎる

22→23
p:右巻きだととれる地形がなすぎると思い左巻き。オープンの端からなんとなくの地形をとりながら直進。
d:直進をしていたら傾斜変化が見えてきて右にずれたのかと思い修正。
c:GPSを見て分かったことだが、直進を始める地点が自分の思っていた場所と違っておりズレた。
r:冷静に地図を見れば右巻きでいいのかな。ケルン、岩をとり、緩くて大きな尾根を越えたところに行けばあるんだと思っていれば割と行けそう。

23→24
p:ポスト手前の地形が分かりやすいので直進で行ける
d:いけた
c:普通

24→25
p:水系を見てから斜面を下っていく。
d:水系を見て斜面を下っていくと、水系にぶつかり何を血迷ったか水系に沿ってそのまま下っていき、オープンに出てから少しさまよったのちリロケ。川沿いに上り返す。
c:GPSを見たときのもどかしさといったら言葉にならない。引き返せるポイントはあったのにオープンまで下ってしまったのは、コンパスを全然見ていなかったから。まず水系に出た時点でコンパスを振るべきだし斜面を下っているときもなんとなく見るべきだろ。終盤で気が緩んでいたのだと思う。

25→26
p:水系沿いを下りオープンに出たら、同じ高さを走る
d:プラン通り
c:下りで足元が悪いと若干スピードを緩めてしまう節があると思った。

26→27
p:右寄りに直進してオープンに出てから下る
d:プラン通り
c:良かった

27→28→◎
d:走った

・総評
全体的に改善したいと思ったのは2点。
まず等高線の感覚をプランを引くときに意識する。何本登る、下ることはない、この区間で登り切って後は平らなど直進する時の参考になったり、ミス防止になったりといいことだらけ。是非導入したい。
もう一つはレース中に地図を見るとき自分が今どこを通っているのかを考えるより、次に行きたい場所を意識するということ。そうすることで地図を見る回数を減らせるし、ポスト周辺の地図の読み込みなどもスムーズに行えると思う。
以上2点を次の大会なり、練習会なりで意識していきたい。

● おわりに

千葉大大会はロングだけの参加だったが、非常にいいテレインかつ運営で楽しかった。雨は残念だったがこのテレインを晴れでやれる日を私は待ち続けたい。今週末のOC大会も楽しみだし、筑波大大会も先輩たちの熱の入り方がすごいので良い大会間違いなしです!ただクマが出ないことを祈るのみ。


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