#父の日大作戦 コンセプト
もうすぐ父の日です。
クラフトビール商戦のひとつかもしれませんね。我々は今回は、「#父の日大作戦」というプランでこの商戦に臨みます。
最近は、父の日や母の日にギフトを送る習慣が一般化した一方で、予算を決めて楽天やAmazonでポチって終わりという、中身が空洞化してきた印象があります。
本来は、ギフトを送る日ではなく、日頃の感謝を伝える日。我々はこの原点に立ち返って、クラフトビールにできることを考えました。
出てきた結論は、「ひと手間かけて、日々の感謝を伝えよう」というシンプルなもの。
コホナ禍の今、会いたくても親に会えないという方もいるかと思います。でも一緒に住んでいるのに、ギフトを送って終わり、という人もたくさんいるんじゃないかと考えました。
そうではなく、ちょっとだけ手間をかけて料理して、一緒にビールを飲んで、たわいのない話をし、そんな中で日々の感謝を伝える。そんな1日をプロデュースすること。それが「#父の日大作戦」です。ちなみにこれは、研修中に社員から出てきたアイディアです。みんな、面白いこと考えてるんだなぁ、と。普段は7人しかいない社員が醸造所を含む4つの拠点でそれぞれ活動していることが多く、なかなかゆっくり話し合うことはできません。今回のコロナ禍の中での社内再発見でした。
美味しいビールは沢山あります。でも、いくら美味しくても、それで気持ちが伝わるとは限りません。大手にはできない、料理とのセット、限定のラベル。そして、最後は贈る人が気持ちを込めること。これに尽きます。
ちなみに、父の日限定のビールはスタイルはIPA。苦味とコクのバランスの良いビールに仕上がっています。普段はスーパードライしか飲まないお父さんにもおすすめ。料理は餃子、自分の手で包むと、”作った感”があります(笑)
限定ラベルには、黄色いバラをあしらいました。母の日のカーネーションほどメジャーではありませんが、父の日には黄色いバラを送る慣習があります。家族の愛情や尊敬を表す黄色を父の日のイメージカラーとして、父の日にバラを贈る風習と同化し、父の日に黄色いバラを贈る今の風習になりました。
コロナ禍の今だからこそ、もしかしたら、日々の感謝が伝わりやすいかもしれませんね。
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