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クラフトビールのDX

新しくNotesを立ち上げました。
コロナの影響で店舗は自粛、少し時間が出来たこともあり、
ここでは、2つの目的を持って、節目で情報発信していきたいと思います。
①社内向けの情報発信(経営者として何を考えているのかスタッフに伝える)
②同じ立場にある方の意思決定の参考として情報する

コロナで店舗閉鎖後のオリエンタルブルーイングは、ECサイトや小売店、テイクアウト向け販売を通じた宅飲み向けビールの販促、また、それをサポートするSNSでの情報発信に注力しています。

特にYoutubeやInstagramを通したコミュニケーションを強化しています。
Youtubeは手間のかかるメディアですが、まとまった時間見てもらえる可能性が高く、我々の持っている世界観や取引のある得意先の情報を丁寧に伝えられるメディアだと考えています。オリエンタルのビールを飲みながら、オリエンタルブルーイングチャンネルでYoutubeでクスッと笑ってもらえることを目指しています。

Instagramは「#ハッシュタグ」を用いた顧客側からの情報発信を当社側でも把握できる面白さがあります。これを通して、一方的な情報発信ではなく、双方向のコミュニケーションを図ること、お客様と直接つながることを目指しています。店舗自粛の空いた時間を利用して、スタッフが自発的に我々の「#クラフトビールのある暮らし」を紹介してくれています。

これまでは、瓶ビールを出荷してもいつ、だれが、どのように飲んでくれているのかわからないケースも多かったのですが、Instagramの「#orientalbrewing」を覗いてみることで、どんなふうに飲んでもらっているかを垣間見ることができます。これまでは店舗でのF2Fのコミュニケーションを重要視していました。それが難しい今は、デジタルでそれを代替する方法を模索し、今まで以上にデジタルでゲストと繋がることを目指しています。お客様とのコミュニケーションを楽しみながら続けていくことが理想です。

これは、アメリカで先行している「D2C(Direct to Consumer)」という考え方を取り入れた方針です。従来のB2CもConsumer向けである事は同じですが、あいだに小売店やマス広告が挟まることで、ビジネスが一方通行になりがちでした。D2Cでは、これをEC直販とSNSでの直接コミュニケーションで補完することで、よりゲストに近いメーカーになるという考え方です。お客様が何を求めているか、そして何を考えているか、よくわかります。

まだまだ新しい領域ですが、オリエンタルブルーイングの店舗部門を補完する柱として、可能性を感じています。ただし、これまでとは違うスキルセットが必要で、会社の変革(トランスフォーメーション)が求められています。幸いにも、今のチームは多彩でこの変革期を乗り越えていける気がしています。ちょっとワクワク。これからのオリエンタルブルーイングにもぜひご注目ください。

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