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2025年2月号目次・つうしん

割引あり

『福音宣教』2025年2月号 虐げられた人とともに(1)

「蟻の街のマリア」北原怜子は、「バタヤ(廃品回収)の人たちを愛するためには、バタヤになるしかない」という思いに至り、人々から「ここにいてくれるだけで幸せ」と言われました。無実の死刑囚・袴田巌さんは、「自由」「人権」「人間の尊厳」が「裏切られなかった例をただの一度もみたことはない」47年以上に及ぶ監禁生活を、祈りと希望をもって耐え抜き、無罪判決を勝ち取りました。就職氷河期にフリーライターの道を選んだ清水直子氏は、非正規雇用者たちが、仲間の問題に取り組みつつまとまって助け合う組合プレカリアートユニオンを組織しました。虐げられた人々とともに生きる人々のあかしに学んでみましょう。

特別連続座談会
◆日本カトリック司教団『見よ、それはきわめてよかった――総合的な(インテグラル)エコロジーへの招き』を読む  2 第一部「観る」その② 成井大介(「ラウダ―ト・シ」デスク責任司教)×瀬本正之(「ラウダ―ト・シ」デスク)×光延一郎(イエズス会司祭、上智大学神学部教授)

フォーラム
◆インタビュー シノドスを取り巻くうねり(1)――女性助祭をめぐる流れ  弘田しずえ(べリス・メルセス宣教修道女会会員、タリタ・クム日本運営委員長、カトリック正義と平和協議会専門委員)
 女性助祭について、最終文書にまとめられる前の、バチカンでのシノドスの流れを克明に描写。もっとも注目された問題の一つであり、1000以上の提案が出されたにもかかわらず、最終報告書のたたき台がどのようになったかについて触れられています。
◆旅する「わたし」の、見たり、聴いたり、考えたり――フランス編 ②「聴いたこと」  原 敬子(援助修道会会員、上智大学神学部教授)

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