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自分で自分の仕事をおもしろくする
アルバイトのスタッフが仕事で何か凡ミスをしても、あまり怒らないようになった。同じことでも、以前は怒っていたかもしれない。でもこの数年はほとんど怒っていない。
怒らなくなった理由
怒らなくなった理由は、アルバイトと経営者では、その仕事にかける必死さが全くもって異なるということを理解したからだ。凡ミスに都度怒ったって、その労力に見合った見返りはない。
凡ミスにはどんな弊害があるか
例えば遅刻。遅刻すると「ゲストに迷惑がかかる → 次選んでもらえない → 下手したら廃業」まで経営者はイメージしている。凡ミスも致命傷になりかねない。
でも、アルバイトでそこまで考える必要はない。それよりも遅刻が自分の首を絞めてゆくことに気づいた方が、次に凡ミスをしなくなると思う。経営者も人間だから、凡ミスをするひと、見られていないときに手を抜くひとには仕事を任せない。仕事が任されないと、アルバイトはただ時間を過ごすだけのものになってしまう。自分じゃなくてもいい、誰でもできる仕事しか回ってこない(もしかすると、それさえ回ってこなくなる)。
自分で自分の仕事をおもしろくする
自分がその職場でどんどん吸収したいことがあるとすれば、凡ミスをしている場合ではない。小さな信頼を積み重ねてゆき、もっとおもしろい、自分にしかできない仕事を獲得してゆくほうが、同じ時間を過ごすにも違った景色が見えてくる。