巨乳バッシングがとまらない
はじめに
こんにちは。前回こちらのnoteを投稿して約二か月以上過ぎました。
たくさんの方に読んでいただき、これまでの実生活での偏見や被害を含めて発信ができたことで、少し楽にもなれました。また、発信してよかったと思えました。本当にありがとうございます。
このnoteを投稿する際に、次のような言葉を添えました。
巨乳バッシングを含めて、生まれた体のパーツについて自信をもって前向きになれるように考えてみてほしくて書きました。
不適切だと決めつけて隠して、それで現実の女性の差別や犯罪は減る?
批判派の投げる言葉こそ、差別やコンプレックスを煽るような発信だと思う。
体はその人自身のもの。一方的な不適切扱い、決めつけの揶揄、個人の身体を否定する発言に傷ついてきた。自分に自信が持てるようになりますように。
最初に投稿した頃は「記事の内容に沿った意見」や好意的な感想が多かったです。
…が、最近になって以下のようなことを言われるようになりました。
「記事とは違う内容」
「巨乳バッシングなんて無かった」
「男性からの被害を無視」
「全てを女性のせいにしている」
そこで、前回の記事のふりかえりをした後に、
・記事への反応を紹介
・批判への反論を一部させてもらいます。
「巨乳も生きやすい社会へ」には何が書いてあったか?
記事内の多くは巨乳女性当事者の多くが言われたことのある偏見の言葉、傷つく言葉の問題についてです。
巨乳女性への投げかけられる言葉の被害を中心に書きました。男性からの被害もあるけれど同性からもある、同性でもやめようということを。そして広告の批判をしたいあまり、感情的になり実在の女性自身を批判されたことも書きました。
被害は、
① 声掛け ② 痴漢 ③ バストの品評会 ④ 不適切扱い について。
そして「自分の体」「身体のパーツ」を認めよう。もしも、「自分の体」「身体のパーツ」を自分自身が認められない場合の事例を、摂食障害を例にとりあげました。
個人がどんな服装をしたっていいし、性犯罪にしても、抑制が利かないその人自身の問題です。決して被害者のせいではないです。
また、被害の実態は服装の露出とは関係がないんです。
今ある表現から不適切だと決めつけて隠して、それで現実の女性への差別や犯罪は減りますか?
差別やコンプレックスを煽るような発信はやめましょう。まるで嫌なもの、不快なもの、元凶のような。
誇張や強調しているという決めつけ、隠すもの、不快にさせるものだという認識にさせられると、自分の身体をポジティブに受け止められず、ボディイメージの歪みを起こしてしまう。
隠したい人は隠したらいいし、無理に堂々としなくてもいい。でも隠すべきだとタブー視して、他人に圧をかけるのはいけないことです。
女性自身のことは傷つけていないというのなら、ネットやリアル問わず同性にむける身体の揶揄や偏見をまずやめませんか?異性の言葉はもちろん、同性だからわかるんだという思い込みもまた問題です。
まとめでは、① 身体的特徴で規制させない ② 男性に人気やウケるのは悪じゃない ③ 巨乳をタブー視、不適切扱いしないことについて書きました。
note記事のタイトルについてですが、タイトルの『巨乳』という表現は女性に響きにくいという声もいただきました。巨乳や貧乳という言葉を使わず『グラマー/シンデレラバスト』が最近は使われてきているからです。
今「巨乳」という言葉が下品でアダルトだというイメージがついている、と。「巨」という言葉が「大きい」という意味であり、現在「巨乳」という言葉が定着しているので、タイトルに巨乳といれました。
実在の巨乳属性を持つ女性が、日常を含めてどんな偏見や中傷、被害にあってきたかを実体験も含 めて書きましたし、当事者故の辛さを発信しました。個人の個性として認めようと伝えたいのです。
次に、その記事にはどんなリアクションがあったか見てください。
記事に対しての肯定意見
記事にはありがたいことに、男性も女性も両方からリアクションいただけました。前回の記事の最後にも紹介したツイートも含めて今回は同性の意見をのせていきます。
他の意見でもありましたが、私の「巨乳も生きやすい社会へ」というタイトル記事で巨乳をアピールと言われてしまうという懸念…。現実で投げられた言葉を思えばそう思ってしまう事も、うなずけました。
それでもこうやって感想と引用くれて嬉しいです。他にも続きます。
”この呪いの言葉全部言われてきた”
男性からの被害をうけた女性が、同じ女性の理解の無さも訴えています。
”悪いのはその人の体じゃなくて、「傷つけている」自覚のない人の無知”
”どれも経験したことがある”など共感もいただきました。
そしてnote記事で書かせていただいた茜さやさんからも読んでメッセージをいただけました。
次にこちらのツイート。
二次元の表現の好き嫌い、快不快はあると思います。それでも同性からの品定めやジャッジ、胸にまつわる差別などよくないということに賛同してもらえました。
男性に人気やウケることも悪いことじゃないということも。個人のことであっても、あなたみたいな人がいるから女性全体がそう思われる、他の女性に迷惑だと言ってくる同性もいます。
そして、最近引用でコメントをもらえたこちらのツイート。
声優の原田ひとみさんから、感想とご自身の経験をいただけました。コンプレックスだった自分の身体を個性として愛せるようになれたことが素敵です。
私へのリプで、次の意見もいただきました。
「巨乳は傷付けてもいいみたいな風潮が嫌。どんな体型だろうと傷つけるのはダメだよ」と言ったら、余計に酷い事を言われました…記事にも共感しかないです。
そうなんです。
傷つけるのはダメだよと声を上げたら余計に酷い事言われてしまうんです。私も記事を投稿したことでまた中傷を含めて色々と言われました。
身体的特徴を傷つける発言をダメだというのダメですか?やめるの、難しいですか?
記事に対しての反対意見
さきほどは肯定的意見の中から、同性の意見を紹介しました。今度は反対意見と反論です。
こちらの方は茜さやさんの日常のツイートの服装についても批判していました。被害の声をあげるのに、被害者に性犯罪のない世界にしてからというの は無理な話です。
他にも「バッシングされているなんて思っていないくせに」「これのどこが問題?」「ミソジニスト」、記事を読んでもいない人から「巨乳をアピールしたいだけ」なども言われました。
10月末に投稿した記事ですが、何度か感想をいただいたり記事をシェアしてもらえたのもあり、またリアクションが増えました。
広告を批判したいあまり、感情的になり当事者を傷つける発言があったのを無視しています。男からのセクハラを矮小化しているとも。
言われて傷ついた発言に対して、私や他の人が「同性の方がさらに傷ついた」とは書いてありますが、被害についてどちらもダメですし、矮小化していません。
巨乳の女性は巨乳を必要とする広告にしか出られないのでしょうか。そして広告の「強調」の問題点や具体的なことは書いてありません。胸が目立ったという自覚のないのはモデルとしてどうなんだとも主張していました。見ればわかりますともありましたが、バストが大きい女性からしたら強調や目立たせるのではなくそれが自然です。隠せということでしょうか。そもそも転職サイトで使われたのはフリー素材です。
そして一番大事なのが、批判をする際でも当事者を傷つける身体の揶揄まで繋がったことは無かったことにしないでほしいということ。
こちらのツイートも、「モデルへのバッシングが無かった」と主張しています。
こちらもです。巨乳女性へ「バッシングしていないと思うけど笑笑」と言っています。それに、少なければいいという問題でもないです。
そして、なんの規制のことで、どんな関係があるのかについての根拠について、返答はありません。
こちらもまた、巨乳女性は否定されていなかったという主張です。
意見の表明を否定はしていないですし、どっちの被害が嫌だったは個人の感覚。ですが当事者のことが否定されていなったというのは無理がある。
揶揄や中傷を問題にしているところに、「否定されていなかった」と自らきておいて、「無かった」から「極一部」に変えました。そして途中から「問題だけど」それをするのは男性だとしたり、他の問題へ変える。
被害について書いて、それも問題にしているのに、「無い」と主張してきて、指摘されるとあとから「数」の問題へとすり替える人は多くいます。
「今は手術で胸を小さくすることだって出来るのにそうしないのは性を売り物にしてるってことでしょ そんなこともしないくせに何が『普段プライベートで生きている時と同じ』だ ふざけるな」
他にも巨乳は「奇形」などの発言や女性自身へ向けた中傷は多くありました。それを極一部の問題だと切り捨てる。そして私が発言も賛同もしていない関係のない話題に逃げるのです。(そしてその意見には反対をしている)
全て女性のせいだなんて書いていませんが、当事者が中傷された事実があることや、それはやめていこうとならないのは残念です。
個人への容姿の批判や中傷があったのは事実なのに、指摘されると数の話に変える。言うだけ言っておいて、批判があるとツイートを削除したり鍵アカウントにしたりして見えなくします。そして、あたかもそんな批判は無かったかのようにするのです。
でも、言われた方の傷は無かったことにも出来ません。
たまに、そんな中傷は少数で、多くの人はいけないとわかっているんだから無視すればいいという意見もありますが、向けられる中傷や暴言にネタだからが通じないように、ネットでも「ネタ垢」だからとか騒いでいる人の方が悪いとするのはおかしいです。
そして次の引用です。引用後セルフリプで続きます。
柏崎さんの一人称は「俺」ですが、過去のツイートで「俺」と言っていると男だとおもわれるという内容を話されているので恐らく女性です。同性から「巻き込まないで」と言われるような発言を記事内で私はしていたのか…。
読んだ方はわかるかと思いますが、していないんです。柏崎さんは次のように言います。
やりたくない人はやりたくない。やりたい人はやりたい。それでいい
・・・えっと、それ、私も書いています。
痴漢にしても男性からの性加害にあってきましたが、それ自体が平気だなんて私は書いていないのに『平気な人同士でどうぞ』というのも傷つきました。書いていないことから加害するならこのひとで…というの、身代わりと同じですよ。
そしてこのツイートの一文。
マジで無理矢理グラビアとかされそうになったら、このかたとか、賛同している方とかを代わりに推薦するとか、しておけばいいんじゃないですかね。
私のnote記事から、何を読み取ったのか驚きました。『直接の性加害は男女どっちも嫌だけど身体の揶揄は同性の方が私は傷ついたって話』というのもスルーです。
私は一般人でタレントでもなんでもないですし、共感していただいたツイートも紹介しましたが無理やりグラビアとかされそうになったら、私や賛同してくれた方たちが、なぜ代わりに推薦されなければならないのでしょう。
巨乳なんだからグラビアモデルに前向きだろう…ということなのでしょうか。無理やりやらされることを問題視するのに、なぜ急にそんなことに?
やりたいといっているわけでもない、一般人です。
ただ「巨乳という身体のパーツ」「身体的特徴」から受けた被害を、自分自身と他の当事者の話をまとめた内容を記事でいっています。
記事では、差別やコンプレックスを煽るような発信はやめましょう、個人へ向けられる偏見や揶揄も問題にしていますし、表現への批判から身体的特徴を侮辱する発言がでているから、それをやめましょうと。
男性からの被害の軽視も性被害が平気とも、巨乳女性はみんなグラビアに前向きだとも、やるべきとも言っていません。
広告を批判する際にその広告を批判したいあまり、モデル自体を傷つけることや当事者の身体の揶揄やコンプレックスを煽ることを問題にしています。
隠したい人は隠したらいいし、無理に堂々としなくてもいい。でも隠すべきだとタブー視して、他人に圧をかけるのはいけないことです。
これも、書いています。
そして、自分自身はグラビアをしなくてもグラビアをする女性を応援しますし、応援しているからといって応援するその人がやるべきだと言われるのはおかしな話です。…というか記事ではグラビアの話はしていませんが。巨乳からグラビアに繋げたのだとしたら…それも、偏見ですね。
同性だろうと『身体の揶揄』や『暴言』をやめようという大事な事を無視され、好きでやってる人を応援したり、身体の揶揄やめようと声をあげたら、何故か『無理やりグラビアをやらされそうになったとき』の身代わりにしようと言われた。
まとめ
記事内に書いてあるにも関わらず、「巨乳女性自体は否定されていない」と引用してコメントする人が現れます。
恐らく批判したいという感情が先走るあまり、記事を読まずに決めつけて発言しているか、結論ありきできちんと読んでいないのでしょう。もしくは、主張したいことありきで関係のない話を引用してしたいだけか…。
でも、それで見当違いな難癖を向けられたくはありません。男性からの被害もダメなのは当然であり、同性も同じようにやめましょう。そして関係のない話題であっちだって…と話をすり替えるひとがいますが、今はこの話題です。
身体の揶揄はいけないのは当たり前であるなら、その当たり前ができていない人がさらに問題です。
個人が被害の経験がなく共感ができないことはわるくないですし、無いのが一番です。表現の快不快があれど、人の身体的特徴を揶揄したりそれを根拠に相手の容姿、身体的特徴を侮辱していいなんていう思想は「胸」という特徴に関わらず、やってはいけないことです。
言うだけ言ってツイートを消したり鍵開けに逃げたりするのは、そんな批判がなかったと主張されるし、正直言って卑怯です。傷つけるだけで言いっぱなしです。
何度も結論ありきで記事をちゃんと読んでいますか?と返したくなる批判が飛んできます。ちゃんと読んでください。
当事者へのバッシングはありました。
それを無かったことにして、さらにバッシングを重ねないでください。
つい先日も、反論されたら反論で返さず、女性アカウントに容姿批判をする社会学者の方もいました。
他の人に言われたら違う人へ関係のない容姿批判をしていいことにはなりません。八つ当たりです。
自分に反論した女性に、再度反論するのではなく、「きっしょい半乳」「腐った鬼太郎」等の容姿蔑視をするのは批判でもありません。それを言うのが女性が女性に対してであっても。セクハラだと感じたら言っていいわけでもないし、これらの発言が本人を否定したわけではないとは言えません。(※あとおっぱい画像ばかりのクラスタではありません)
前回の記事と同じことをもう一度いいます。
女性自身は傷つけていないというのなら、ネットやリアル問わず同性にむける身体の揶揄や偏見をまずやめませんか?
持って生まれたものに自信をもって前向きになりたいからこそ、巨乳の女性だって公共の場で活躍していいし、それをみて励みになる女性や応援する女性もいます。
そして前回の記事から「巨乳を使って媚びている」「チヤホヤしてもらおうとしている」「巨乳自慢の名誉ちゃん」「男に媚び媚び」「ガリガリなのに巨乳が売り(?)みたい」「本当の巨乳は巨乳が嫌」など色々言われましたが、それこそ書いて指摘してある人です。複数の感想でも書かれていましたが、被害を訴えると、それすらも批判され自慢だと言われるのです。
今回もまた偏見やバッシングについて取り上げても、巨乳の辛いことをどんなに話しても、媚びという批判が言葉が出るでしょう。
傷つけるのはダメだよと声を上げたら余計に酷い事言われてしまうんです。
それでも、このnoteで偏見があることや身体の揶揄や偏見をやめてほしいという主張をしていきたい。
男性にも、女性にも伝わってほしいです。
巨乳も生きやすい社会へ。個性を認め合えるように。
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