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満身創痍になって浅い自分に気づく話

この書籍の「1ヶ月チャレンジ」を参考に、書いています。

第7日目 最近悩んでいること

最近、翻訳関連で立て続けに挑戦していて、全滅した。「当たって砕けろや!」とぶつかってみたら、見事に粉々になった。満身創痍である。

なのに、もはや諦め方がわからなくて悪あがきをしている気分だ。

出産後にぼんやりと「働きたい」と思っていたけど、韓国にいても日本にいても、家事・育児が完全ワンオペのため、

通勤無理、フルタイム無理、就業時間の固定無理、急な休み発生多々。

結婚前、何か仕事はあるだろうと思っていた自分を殴りたい。

こんな無理ゲーな状況で、今のように好きな翻訳で仕事ができていることだけでも、無収入だった自分からしたらすごいと思う。

ただ最近、「翻訳者です」とはっきり言える資格のようなもの、賞であったりクレジットに名前が載った翻訳物であったり、または新たにトライアルを受けて合格したり、そういう成果を出したいと思うようになった。

がっついていると情報が目につくようになるのか、立て続けに挑みたいものが出てきたので、どんどん手を出した。

数打ったら当たるものではないので、まあかすりもしない。

「経験だ」と思って挑んでいるのもあるが、やっぱりすべてのショットが
「ファーーー!!」とあさっての方向に飛んでいくと、
「どこに打ってんだ?お前にはセンスがないんだよ。」って、ダークサイドな自分が耳元でバカにしてくる。

そしてぼんやりと、派遣会社から届く求人情報を眺めていたりする。
ただ働くなら、違う道もあるんだなと。

同じ時期に、同じように翻訳を始めたような方々が次々と成果を発表されるのを見ると、祝う気持ちと同時に、心がざわつく。
その人がどれだけ努力をしたか、何も知らないくせに。

だけど現実は、日々家事・育児が本業といった感じで、自己実現にかける時間も体力も、限界がある。もどかしい。収入だって必要なのに。

現在はちょっとネガティブなので、前向きなオチがつけられないが、もっともっとハードルを低くしてはどうだろうかと思っている。

一文でもうまく訳せたら。
一語でも新しい語彙を知れたら。
一つでも素晴らしい訳文や表現に触れられたら。
1ページでも積ん読を崩せたら。

「箔をつけたい」と、表面的なことにこだわっていたのかもしれない。
身の丈にあった、少し頑張れば越えられるもっと大事なハードルがあるのではないか。

富士山に憧れても、知識も準備もなく、半袖半パンサンダルで登るのは無茶なように。
まずは六甲山レベルの山を何度も登るとか。

もう少し、腐らずに続けてみようと思う。

以上




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