【SSC/ささめき、ひめごと、そして未来を花束に：12・終】更新！　2024.07.28

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『ささめき、ひめごと、そして未来を花束に：１２』

とろとろの蜂蜜の声。ソキの笑い声。『花嫁』の淡い幸福。ふふ、と心からの安堵でロゼアは笑った。

my night has become a sunny dawn because of you
私の夜は、あなたのおかげで、太陽が輝く夜明けになる


永い夜は終わり。ここに夜明けを迎えました。
『ささめき、ひめごと、そして未来を花束に』12話、これにて完結です！　やったー！

　感慨深いな、と思います。SSCが完結したみたいな書き出しですが、まだ全然もうちょっと終わってないのでご安心くださいね……！（笑）　作中でソキの卒業試験の話題が出たら最終章に突入したと思ってください。とはいえ物語としての重大な山は越えたので（VS シーク戦とロゼアちゃんとくっつくまで）　物語としては大分のんびりすると思います。

　とはいえ感慨深く思っています。ちょっと泣きそうなくらい。あー、よかった、と胸を撫でおろしています。このタイトルを書き終えるまでに５年かかりました（ささめき：01の更新が2019年12月22日でした）　４年連載が停止しました。振り返るたびひっどい４年だったなと思うんですが（仕事）　その間、Twitterでつぶやくことすらままならない間、ずっと励まして、言葉をかけて、絶やさず、折に触れて思い返しては、応援してくださった方々。本当にどうもありがとうございました。

　あなたにちゃんと、物語をお届けできたでしょうか？　待っていてくださってありがとうございました。読んでださったこと、とても嬉しく思います。SSCが完結したみたいだな！（笑）　まだあります！　まだあります！！（笑）　しかしながら暑さで倒れて書けていないので、無理をせず、来月はゆるりと生きていけたらいいな、と思います。

　また目途がたちましたら、８月の更新予定も出しますね。紫弦は更新できますので……！　


　今回の更新について。
　このあと、桃もちゃんといっぱい食べたのでご安心ください……！（笑）　ラストのロゼアくんのあれこれについては、『灯篭に鎖す、星の別称：05』の、入学式で王が寿ぎとして告げた言葉そのものです。もうここまで来たので、王が誰になにを告げていたのか、分かると思います。シークの事件を乗り越えていく為の、その先の未来を生きていく為の、望んだものへたどり着く為の、希望で方法で指針でした。祝福であり、祈りであり、後押しだった。

　このあたり書いたの、たぶん2013年あたりだと思うので、10年越しかー……10年！？！？！？　ってなりましたが、無事になんとか終わってよかったです。わたしSSCを2～3年で終わる企画としてはじめたんですけど？？？　間の書けない期間がありすぎなんだよな……ということにしておきます。ソキ編は300万時を突破しているわけですが、400までには終幕したいなっていう気持ちでいっぱいです。
　文字数の話をすると大変なことになるので（赤い糸を前後編でいっか、と思って書き始めて41話にした前科が重すぎる）　このあたりにしておきます。いつも自信に満ち溢れて終わると思ってはじめています。

　次回更新のものについてはこれから書くんですが、どっちにするか決めかねたので、07/29　11時頃までアンケートをしております。どちらもコネタですが、今回の「ささめき～」前後の時間軸のお話です。よろしければご希望お聞かせください（最終的にはどっちも書くので更新が前後するくらいの違いですが）

　https://twitter.com/orgelgarden/status/1817381963680133294


　そろそろ夏じゃなくて「灼熱」とか「煉獄」とか名乗ってもいいのでは？　と思っています。来週40度になるって……？　ふぅん……？　シンプルな死じゃん……という気持ちでいっぱいです。みなさま、なにとぞ生き延びてくださいね！！！！！　私も自律神経の様子を見つつ、なんとか生きていきたいと思っています。がんばろうねぇ……！

　それでは、また。