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週報の書き方(改定) ~週報で評価が決まる~


はじめに


今回は、社会人の皆さん全員が経験するであろう週報の書き方について執筆いたしました。というのも、私の大学の後輩が社会人になるにあたり、週報の書き方が分からず、指導上司もまともに教えてくれないという状況で、相談を受けたことがきっかけです。私は現在某大手化学メーカーに所属していますが、日々マネージャーの方から指導いただいています。そのおかげで、文書の書き方も上達しました。立場的にもそろそろ部下が出来てくることなので、週報をはじめとする各種文書の添削をしないといけなくなります。そういう経緯もあり、これまでの私のノウハウを整理しながら書き留めることにしました。

本やに足を運ぶと、文書の書き方の本などは存在していますが、週報の書き方にピンポイントに焦点を当てた書籍は多くはありません。しかし、週報の書き方ひとつで読む人に好印象を与え、昇格などのチャンスを得ることが出来る機会が増えるのは事実です。このようなシステムの怖いところは、少ない結果を良くみせるように書くことが出来る点です。書き方ひとつで評価が大きく変わり順位の逆転現象が起きてしまいます。

その例を分かりやすく書くと下記のようになります。本来は成果に応じて評価されるものです。そう信じていますが、人間の感情も入ってくるので、上司に気に入られた人が高評価を得るパターンは何度も目にしてきました。
そういうものを無くした際に、公平な評価は
①優れた成績
②普通の成績
となりますが、

週報などの報告書の出来によって、順番が逆転してしまう可能性が生じるのです。
①優れた書き方の週報(普通の成績)
②内容が伝わらない書き方の週報(優れた成績)

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