今朝、何気なく見ていた情報番組で、セブンイレブンのおにぎりに代替ツナを使ったものが発売される!?というのをちらっと目にしました。
近所にセブンイレブンが無いので、実はめったにお買い物はしないのですが、これも市場調査ということで、少し離れたところにあるお店まで足を運んでみることに。
ありました!その名も「みらいデリ ツナマヨネーズ」
赤字で(ちょっとドキッとする。)豆類のアレルギーに対する注意書きがあり、黄えんどう豆という文字も目に入ったので、これだ!とすぐにわかりました。
早速購入してみました!
・・・と、ここで裏ラベルを読んでみると、ん???「まぐろ油水煮」の文字が。あれ?パッケージの表も、もう一度よーく見てみると、「ツナフレーク中に黄えんどう豆加工品を一部使用しています」とありますね。
ベジタリアンとかヴィーガン向けではないことは理解していたので、購入前からたぶんマヨネーズ(卵)は使ってるんだろうな―と。これは想定済みでしたが、まさかの、普通のツナも使っていた。笑
いえ、ダメじゃないんです。勝手に勘違いしていたのは私です。(代替肉100%使用、という固定観念の塊でした。ごめんなさい。)セブンイレブンさんは、嘘はついていないし、表記も問題ないです。
記者発表の時のニュース記事などを読んでみたら、BUSINESS INSIDERさんの記事が一番わかりやすく、丁寧に書かれていました。
なるほど。そういえば、ナゲットもある?と思ったのですが、見当たらず、結局おにぎりだけ購入してきたのですが、「ハイブリッド代替肉」に全面刷新、とあるので、表示されてなくて気づけなかったのかもしれないですね。もしかしたら、すでにナゲットは代替肉(ハイブリッド)だったのかも?
味は、普通に、ツナマヨです。(ツナ、入ってるしね)
代替肉的な臭みもなく、美味しくいただきました。
でも、せっかくなら、、、一部ではなく全部にしてほしかったと思ってしまうのは、私だけでしょうか?ついでにマヨネーズもベジマヨにしてもらえたら、なおうれしい。
ガチガチのベジ仕様にしてほしい、ということではないのですが、訪日外国人も増えてることですし、ここは植物由来100%のおにぎりにしてもらった方がニーズもあるし、なにより環境に対してのメッセージも強まるかなと。
あえてパッケージで「代替肉」「SDGs」「環境」といった文言など記載しないのかもしれなけれど、結局何も書かれていなければ、植物由来原料を取り入れることで、環境負荷低減に少しでも寄与しているよ、っていうメッセージは伝わりにくいなぁ、と思います。まぁ、わかる人にはわかるかもしれないですけど。もしかしたら、伝えなくても良いのかもしれないですけど。
ちょっと、もったいないかもです。
普通に食べてみて美味しいな、で、これって環境にも良いんだね、って、どうやったら消費者の方に、上手に伝えられるんでしょうね?
これって、オーガニックも共通の悩みではあるんです。あまり押しつけがましくアピールしたくないからあえてメッセージは出さないけど、何気なく買って、食べてみたら美味しかった、そしたらそれがオーガニックだった!という素敵なストーリー。でも、それって、有機JASマークとか原材料に「有機」の文字があったりするから、後から気づけるんであって。
ハイブリッドだと、ストレートに情報を伝えるの、難しそうですね。
・・・とここでもう一つ気づいたのですが、改めてよく見てみると、三角形のおにぎりの上部に、結構な大きさで「植物由来の素材をパッケージの一部に使用しました」の文字が。
んんんっ?パッケージ?
「植物由来」の文字があるので、余計にプラントベースっぽくて。パッと見て、セブンイレブンからプラントベースおにぎりが!?と、はやとちりしてしまったのは、私だけでしょうか・・。
なるほど、植物由来のフィルムを一部使用しているんですね。
えっと、これはもともとマークがついているので、パッケージの表面でわざわざ強調しなくてもよいのではないかと・・・。
ここは、「植物由来原料をツナフレークの一部に使用しました」のほうが、よいのではないかと。