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【SDGs】貧困問題解決と不平等解消のための第一歩〜フェアトレード〜

photo by 朝日新聞

この1年、聞かない日は無いほど
SDGsが話題になっています。

ただ、SDGsについて
・名前くらいは知っているけれど具体的には知らない。
・大事らしいけれど何をしたら良いか分からない。
という方も多いかと思います。

SDGsは17の大きな目標と、
それらを達成するための
具体的な169のターゲット
で構成されています。

以前にSDGs全体についての記事もアップしていますので、
そちらも是非ご覧下さい。
(SDGsオーガニックショップ栞〜siori〜のSDGs宣言)

今回は17ある目標の中から
1.貧困をなくそう
10.人や国の不平等をなくそう

についてです。

また、その解決策として注目される
フェアトレードについても書いていきます。

1.貧困をなくそう

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(画像出典:イマココラボ

「1.貧困をなくそう」では、
「あらゆる場所で、あらゆる形態の貧困に終止符を打つ」
と明記されています。

我々が住む日本で当たり前に出来ることでも、
貧困地域とされる国や地域では
当たり前ではない事が大変多いです。

この目標を具体化したターゲットの一つに
「2030年までに、
現在1日1.25ドル未満で生活する人々
と定義されている極度の貧困を
あらゆる場所で終わらせる。」
とあります。

1.25ドルというと、
日本円に換算すると約142.14円となります。
(2021.12.18時点)
コンビニでおにぎりを買うのがやっとの金額です。

この生活水準で暮らす方々の
生活状況を変えるのが
目標の一つとなっています。

10.人や国の不平等をなくそう

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(画像出典:イマココラボ

「10.人や国の不平等をなくそう」では、
「国内および国家間の格差を是正する」
と明記されています。

現状の世界は、
いろいろな形での
格差が生じています。

例えば、私たちが口にしている
チョコレートに欠かせないカカオの農家と、
チョコレートメーカーとの格差があります。

実はカカオ農家の方のほとんどは、
チョコレートを口にしたことがありません。

そのため彼らには
カカオの価値に対する
正当な評価が出来ないのです。

カカオは熱帯の地域で栽培されるもの。
かつて植民地支配が行われていた頃、
支配国は被支配地域の先住民などに
安価な報酬でのカカオの栽培を強いてきました。

その流れは未だ根強く、
だからこそ安価なチョコレートが
私たちのもとへ届いているのです。

カカオ農家の方々に相応の賃金を払っていれば、
農家の方々やそれに携わる人たちとも
平等だと言えるでしょう。

貧困と不平等の解決策とされるフェアトレード

安価な報酬での労働を強いられている人々がいることについて、
問題だとは感じても、
「私たちに出来ることがあるのだろうか?
国の問題に一個人が何か力になれるのだろうか?」
と思う方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、私たちにも出来ることはあります。
それは「フェアトレード」の商品を購入すること。
フェアトレードを平たく言うと、
発展途上国で作られた物品を適正な価格で取引することを指します。

フェアトレードの商品を買うことで
商品やその原料を作ってくれた人たちに
適正な報酬として還元できるのです。

フェアトレードの商品を使うことは
本記事でご紹介した
1.貧困をなくそう
10.人や国の不平等をなくそう

の解決に一歩近づきます。

是非皆さんも
フェアトレード商品に目を向けてみてください。

私たちの選択が
SDGsの達成に直結しています。


『SDGsオーガニックショップ 栞〜siori〜』

-住所-
〒531-0076 大阪府大阪市北区大淀中1丁目13番地4 1F
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