― 「ところかまわずナスかじり」第289話 沖縄のウソ、ホント ―
ワタシは沖縄人でぇす。
ですのでぇ、沖縄のコト、よぉくわぁかりまぁす。
次のコト、内地の人、みんな、ウソと言いまぁす!
ウソじゃないでぇす!
みぃ~んな、ホォントのコトでぇす!
1.沖縄には道がない。なぜなら車がほとんどないからである。なので、小学生などは車を見ると狂喜して石を投げてくる。
2.酔っぱらって往来の真ん中で寝たことがないヤツは成人式に参加できない。
3.牛も‟ブタ”と呼ぶ。
4.ラーメン屋が一軒もないため、内地でラーメンを食べた経験をした子の周りに子供たちは群がり、その子の吐く息を皆で吸う。
5.90%の島民が、世界地図で北アメリカ大陸を指さして、これが沖縄だ、と言う。残りの10%は南極を指さす。
6.ほとんどの島民は紙幣を見たことがない。
10.東京から来た観光客が前から来ると死んだふりをする。
11.家に来たお客さんに「お風呂はどこですか?」と聞かれると、海に連れて行く。
12.家に来たお客さんに「おトイレを貸してください」と言われると、海に連れて行く。
13.島民全員が、念力でスプーンを曲げられる。
14.‟魚取りがめんどーくさい”ということで、1974年8月22日に漁民全員で海の水全部を飲み干そうとして死にかけたことがある。
15.公衆トイレの壁が斬新に真っ黒なので、おしゃれだと思ってよく見ると、『落書するな』とびっしり書いてある。
16.暴走族のバイクはさとうきびで作られている。
17.野生のイヌ、野生のネコ、そして、野生のジジイがそこらでサカっている。
18.皆、靴を履いたことがないため、靴を受話器だと思い、『もしもし』と靴を耳元に付ける人が続出したことが原因で、今、両耳に靴をひっかけて歩くことが大流行している。
19.鼻を垂らしていない小学生は病気だと病院で診断される。
20.子供は皆、『ママぁ』という単語の後は『うぐぅじゅばかばかば、めもめがんばろさん』となるため、会話不可。おそらく何か飲みたがってるんだろう、とジェスチャーで飲むしぐさをすると、口からよだれを垂らしながらうなずいている。