― 「ところかまわずナスかじり」第268話 神と髪と紙、箸と端と橋 ―

<神と髪と紙>

女「ねぇ、ねぇ、この頭にあるやつさぁ、‟カミ”ってよばない?」

男「おっ!それいいねぇ!・・・・ん、待てよ。あぁ、残念!もう‟カミ”って使われてるよ。」

女「え?あの、文字書くやつ?」

男「ああ!それも‟カミ”だったね!俺が言おうとしたのはあの、崇める方の‟カミ”だよ。」

女「ああ、そうね!それも‟カミ”だったわねぇ!」


<箸と端と橋>

男「うおっ!こえっ!おい、ここ来てみろよ!」

女「きゃっ!こわいっ!」

男「な?この橋、高さ20メートルくらいあるよなぁ?それなのに手すりがないって・・・。この橋の端、怖すぎる!」

女「え?箸の橋?」

男「いや、橋の端だよ。」

女「え?橋の箸?」


・・・・って混乱を招くだろ?!誰だっ!もう取られてるのに二番目に‟カミ”‟ハシ”って名付けたのは!さらに三番目に至っては、だよ!

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