― 「ところかまわずナスかじり」第百八十四話 スコールに会ったらどうするか? ―
スコール「いぇいっ!いぇいっ!ふ、ふ、降らせましょ!雨をザンザカ、降らせましょ!」
ワコール「あら、スコールさん。ご機嫌ね。」
スコール「やあ、ワコールさん!そうなんですよ!ちょうど今、発達した雨雲に出会っちゃいましてね!」
ワコール「まぁ、じゃあ、スコールさん、これから雨ね?」
スコール「いぇいっ!いぇいっ!そうです!雨をザーザー降らせますよっ!」
ワコール「あら、やだ。それじゃ、私、干せないわね。」
スコール「う~ん・・・。でも、どうせ濡れてるんだから、いいんじゃないですかね?」
ワコール「あ!そういえばそうねぇ!雨季のスコールさんって、絶好調ね!」
スコール「いぇいっ!いぇいっ!ビショビショ、ピッチョイッ!」
ワコール「まぁ、お天気予報によれば明日からは当分晴れるって言ってたし、今日くらいはしょうがないわね。」
スコール「ええええっ!ど、ど、どうしてっ?!だって今、雨季ですよ!」
ワコール「ええ。予報士もおどろいてたわ。」
スコール「・・・・・・・。はああぁぁ~。もう、どうでもいいんです。どうせ雨季なんてみんなから嫌われるんです。僕なんか、いなくてもいいんです・・・」
ワコール「そ、そんなことないわ、スコールさん!ほら、さっきの元気をだして!ほら、えーと、あ、ビ、ビショビショ、バッチョイ!ビショビショ、バッチョイ!」
スコール「ちょっと違います・・・けど、もうどうでもいいんです。僕、もう帰ってゲームして寝ます。ずっと。一生。さようなら。」
ワコール「ちょ、ちょっと、スコールさんってば!・・・・ああ、行っちゃった。・・・・・ふふふふ!ひっかかったわね!あああっ!明るいってやっぱりステキだわ!晴天が一番!晴れた日最高!乾いたブラジャーばんざいっ!乾いたパンティーばんざいっ!乾いたストッキングに乾杯!」
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