#私と川柳 参加します
とは言うものの、始めたきっかけは何だったかな😅
はじめまして。梨と申します。
思い出すのは、息子が高校生の頃。学校で『おーいお茶』の俳句に応募。学校で唯一佳作に選ばれて、小さく本に載りました。
「息子にできるなら、私にもできるんじゃね」と一念発起。だってこの子を産んだ親なんだもの。
プレバト見たりNHKに応募してみたり。けれどそう簡単には、箸にも棒にも引っかからない。世の中そんなに甘くない。
誰も講評してくれないし、自信作もただ闇に消えてくばかり。季語や切れ字もよくわからないし、なんだか面倒臭くなってきた、という訳ですぐに飽きてしまいました。
そんな中、たまたま目にした警察の特殊詐欺防止の川柳募集。もともとサラ川が大好きでよく読んでいたこともあり、なんとなく応募。
そんなことをすっかり忘れていたある日、残業中に警察から電話。昨晩、思春期あがりの息子と喧嘩したばかり。
「やけを起こして何をしでかしたんだ!」
と思ったら
「大賞です」
はっ? 何が??
それこそ詐欺の電話か何かと思い、ケンもホロロな対応をしてしまいました。お巡りさん、ごめんなさい。
自分が作ったのはごくごく普通の句だったので、今だに何故大賞? がよくわかってはおりません。
こんなビギナーズラックもあり、二匹目のドジョウを狙って川柳募集を見かけるとちょいちょい応募するように。大川杯にも顔を出させていただいた次第です。
川柳といえば、皮肉を込めた風刺やクスッと笑えるものを思い浮かべる人は多いと思いますが、始めてみると奥が深くて感動する句がたくさんあります。
作法に縛られないのも好きなところです。
ぶっちゃけ俳句ができなくて(お作法が面倒臭くて?)川柳にたどり着いたわけですが、今やその短い句に詰め込まれた膨大な魅力にどっぷりとはまっております。
最後に僭越ながら一句。
『川柳に千の龍ほど夢のせて』
お粗末さまでした。
なんかよくわからないから、とりあえず…