【業務日誌】4月の畑、春色音符
リアスの隙間を疾走する漁船、グラウンドから響く金属バットの音、並んで歩く子どもたちの笑い声。周囲の畑では土日にも関わらず野良作業に精を出すお父さんやお母さんも目立ってきました。りんご畑からもスピードスプレーヤーに草刈り機のエンジン音がこだましてきます。4月も第2週。花冷えの日も一時ありましたが、20分も歩くとじっとり汗をかくような温かさになってきました。
つぼみだったりんごもここに来て赤い花びらが顔を出し始めています。岩手県内のりんごは平年よりも早く展葉しているそうで、昨年の開花(4/27前後)に比べると1週間以上も早まるんじゃないか。そんな声も聞こえてきます。写真は10月の品種「北紅(きたくれない)」。
明日はいよいよ今季最初の防除開始。ここから7月まではりんごの一番デリケートな時期に入ります。開花前のこの時期に病原菌の胞子が飛散していると、雨が降るたび感染の確率が上がるんです。モリニア病という…わかりやすく言うと、葉や花、幼い果実を腐らせるというとんでもない病気で、今回はその予防接種みたいなものです。ぼくは今年からスピードスプレーヤーの「手元」をやるので、朝は早いですが楽しみ。
現場からは以上です。
みなさま素敵な1日をお過ごしください。
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