大麻を吸ってマヒする前にマヒしている状態!?
日経新聞の社説に「大麻まん延を食い止めよう」と書かれていますが、なぜまん延していくのでしょうか?
おそらくこの逮捕されたアメフト部員は年齢的に「違法」なタバコも吸っていることでしょう。それは取り沙汰されず(なぜか許される社会)に大麻の違法を取り上げています。
大麻に比べたらわずかな影響だからでしょう。記事には「大麻には学習能力の低下や精神障害などの恐れがあり、依存症もある」と書かれています。
タバコも影響は低いでしょうけど、これらの影響は若者に対しては大きいでしょう。
まん延するのは私たちの知らない流通経路があり、私たちの知らない日大の組織形態、そしてアメフトの人間関係(上下関係)が色濃くあると思います。
つまり、許されざるを得ない環境、従わないといけない環境、厳格な中での救いを求める関係が、人間の思考をマヒさせるのかもしれません。
それは大麻を吸ってマヒする前にマヒする状態といえます。
そして、記事に「ところがネットでは合法の国もあるから安全などと誤情報が流れている」とありますが、これは合法化されているタイと、最近、合法化がされたドイツをさしています。
もう一つの記事「ドイツ、大麻合法化へ」では「法案によると、18歳以上の成人は嗜好品目的で25グラムまでの大麻所持と3株までの栽培が可能になる」と書かれています。
なぜ合法化したかの理由が、流通管理で闇市場壊滅を狙うことらしいですが、そんなことは無理でしょう?
答えがこの記事に書いてあるのですが、
「認可を受けた非営利団体が販売する大麻には税金が課され、価格が2倍前後に上昇するため、お金のない若者は非正規品の購入を続ける可能性がある」と。
要は税金を目的とした表面上の闇市場壊滅対策と読み取れます。そして、抜け穴の部分の対策は見えてきません。
最近は女性局のフランス「旅行」でもそうですが、税金のイメージの低下ははなはだしいとしか思えませんね。
この利権の依存の方をまず対策とらないとまん延を食い止めるのは難しいのではないでしょうか?