スロバキア選挙がEUにもたらす影響とは!?米政府閉鎖にからまる火種!!
ウクライナの隣国であるスロバキアで国民議会選挙があり、第1党にウクライナ軍事支援停止とロシア寄りの主張をとる政党が踊りあがりました。
ウクライナに戦闘機を供与し、ロシアへの経済制裁もしていたので今までの逆をいくことになります。
気になったのはウクライナ軍事支援停止は仕方ない面があるとしながらも、なぜロシア寄りの主張に切り替えたのかです。
ネットで解説している中では選挙のためだというものが書かれていましたが、私はウクライナの隣国ということで微妙なラインをとったのではないかと推測します。
アメリカも米政府閉鎖をギリギリ回避したものの11月まで延期できただけです。さらにアメリカでさえウクライナ支援の枯渇が問題となっています。
そうなると、ウクライナ、そしてスロバキアとどの国が守ってくれるのかという現実的な問題に直面します。
たとえスロバキアがEUやNATOに加盟していたとしても。
バイデン大統領はウクライナ支援に240億ドル(およそ3兆6千億円)を要請していますが、枯渇問題にどう対応していくのでしょうか。
EUはボレル外交安全保障上級代表は50億ユーロ(およそ7800億円)の支援を提案しています。
この金額の違いを世界各国はどう見ているでしょうか。ウクライナ支援疲れにロシアはほくそ笑んでいるのか、それどころでもないのか。
どこにも逃げ道はあるようで、スロバキアは今年6月に仮想通貨の税金を19%から7%に引き下げたようです。
ユーロを使っているので自国通貨はありませんが、物価高にあえぐ中でウクライナ支援停止とロシア寄りの主張、そして仮想通貨に逃げ込む。
この動きがEUでのほころびから世界へバタフライエフェクトのように派生しないか注目したいところです。
#スロバキア選挙 #米政府閉鎖
#ロシア寄り