銀行はこれからは「ストア」 もう普通のお店と同じ!?
昨日、「三井住友Olive20代以下半数 店舗は補助6割小型化」の記事に以下のことが書かれていました。
「ストアの狙いはスマホでは得られないリアルの顧客接点を得て、資産運用や住宅ローンなどの取引につなげることだ。三井住友銀によると、現在のストアの来店客のうち8割がふらっと訪れた客だという」
わかりますでしょうか?
もう銀行の店舗は一昔前のお堅い場所ではなく、ふらっと立ち寄るお店みたいなものとなったことです。
だから、「ストア」と呼ばれているのでしょう。それがこれからの顧客になるZ世代とその下の世代α(アルファ)世代に対するアプローチという様変わりに驚きを隠せません。
しかし、私の最寄りの近鉄百貨店が数年前にデパートから若者向けへのスタイルに変わりました。婦人服でこしらえたデパートではなく、スタバが入ったり、100均や子どもが遊べるスペースなどが主に。
というのも近鉄が「脱百貨店」を上げていたからです。この変化に私たちはついていかないといけないでしょう。
そうと思ったら今日の記事「メガバンク、店舗減に転機」が出ていました。
「金利が上がり、預貸を中心とする伝統的なビジネスが息を吹き返せば、預金量が多い銀行ほど恩恵を受けやすくなる」
金利が上がっているので、アップルのように囲いこむことができれば息を吹き返せると。そのため、東京スター銀行は250倍の0.25%に普通預金の金利を上げました。
とはいえ、アップルの4%金利を見てしまった今ではそんなに、と思う人も多いかもしれません。ましてや、金利6%以上を経験している世代にとっては。
ただこの記事でも以下のことは仕方ない面として、書かれています。
「もちろん店舗数の縮小に歯止めがかかっとしても、店舗のあり方が昔に戻るわけではない。資産運用や住宅ローンなど相談の業務に軸足を置き、入出金や振り込みなどをネットに誘導していく流れは変わりようがない」
そして、最後に書かれていたこの言葉は象徴的に思えました。
「金融サービスを提供できるのは、もはや銀行だけではない」
1994年にビル・ゲイツが「銀行機能は必要だが、今ある銀行は必要なくなる」と言ったそうですが、かなり近くなっています。
その時はお笑いにもならない言葉だったはずですが、今となっては「笑ってはいられない」に変わりました。
この変化に、私たちは関係ないとは言っていられないと思います。
#メガバンク #銀行は必要なくなる
#デジタル世代 #店舗は補助
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