おすすめ本 実践編
サバイバル関係や、アウトドア料理などいろいろな本を読んできたが、
中でも最も手軽で導入に相応しい「シェルパ斉藤の簡単ワンバーナークッキング」をお勧めしたい。
タイトルの通り、バーナーひとつとあとはコッヘルか何かがあれば良い。複雑な作業工程はほとんどなく、出来合いのものを利用したりして本当に簡単に楽しめるアウトドア飯を紹介している。
序盤に湯を沸かしてカップ麺を食べるだけでも立派な料理だ、ということを宣言してくれているあたり、ハードルを下げる配慮がされている。これにより気負わずチャレンジできる。古本で購入したので数百円だったかと思う。
今日実践したのはツナ缶とコンビニのおにぎりを炒めるだけの炒飯。
火をつけてツナ缶を鍋に、さらにおにぎりをほぐしながら混ぜ入れて、最後に海苔を手で千切って完成。梅のおにぎりがさっぱりして良いとの著者の感想を確かめるべくおにぎりは梅にしたが正解だった。とてもおいしい。
ツナ缶とおにぎりの塩気で味付けを追加する必要はない。ツナの旨味を含んだ油がおにぎりの米と絡まる。少し油が多めだが梅の酸味が爽やかで、もたつきを抑えてくれている。
普通にコンビニのおにぎりを食べるのも良いけれど、やっぱり温かいご飯というのはそれだけで幸せな気分になるものだ。外で食べる温かいご飯はなおおいしい。
実は行くたびバーナーを使って調理?はしている。
初日はカップ麺。湯を沸かしてまずカップ麺を普通に食べる。これだけでもよいが、最後に残ったスープに持ってきた昆布のおにぎりを混ぜ入れ再加熱して、ラーメン雑炊へ進化させた。
日清のカップヌードルは優秀だ。ゴミが最小限で済むし、
油も他のカップ麺に比べて少な目なので後片付けが楽。そしておいしい。
ラーメン雑炊にした様子は食べるのを待ちきれず写真を撮り忘れた。
容器は食べ終えてもすぐに捨てずに少し取っておくと何かと便利だったりする。
2回目は同じカップ麺だが少し変化球で、カレー味をチョイス。
これも麺を食べ終えた後に肉をプラスしてなんちゃってカレーにアレンジ。しかし失敗なのは肉に下味をつけることをしなかったのでいまいち。見た目はいいんだけどね。
肉には必ず塩を振るべきだ。特に豚肉は臭みがあるので下拵えで料理の出来が変わる。臭み消しに香辛料があればもっと美味しくなるだろう。またこれを敷地内で確保できるようになればちょっと玄人っぽいのだろう。
しばらくは寒くなってくるし、手軽なカップ麺アレンジが主力となりそうな予感がしている。なれてきたら色々と少し難しいものにもチャレンジしていこうと思う。
使用しているバーナー
ところで私が使用しているバーナーはイワタニのカセットガスジュニアコンパクトバーナーだ。これはカセットコンロ用のガスをそのままつかえる超便利なバーナーで、国内であれば燃料をコンビニで調達できるのが大きな利点だ。そしてこの機能美たるや、、不要な部分が一切なくそれでいてかっこいい、とても優れたデザインだ。
本当にシンプルで隙がない。使い方もなんら難しくない。
折り畳む鍋の中に入るほどコンパクトになる。畳んだ様子も可愛らしい。
かなり火力もあるし、これで鍋パをしたこともある。(ごとくが小さいので若干不安定だが)うちは家が電気コンロなのでアウトドア以外にも重宝している。
こういったバーナーについても先の本に紹介があるので要チェックだ。
また新しいアウトドア料理を覚えたら投稿したいと思う。