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竹炭で肉を焼いた

先週の話になるがとてもよかったので記録する。

前所有者が残していった竹炭が小屋の中にたくさん残っていたのでWとこれを利用して肉でも焼くかという話になった。以前焚き火ついでに竹炭に火をつけてみようとしたが湿気っていたのかあまりうまくいかなかった。その反省からなるべく乾いた音のするものを使うようにした。

小屋にあった本。参考にして炭を作っていたのだろう

食材は翌日から準備をした。
メインはもちろん肉。牛はアンガスビーフをそのまま、鳥は国産もも肉を照り焼きにして半調理で持参することにした。その他茄子と玉ねぎ、ピーマンを切ってジップロックにつめた。

まず焚き火をして、それから竹炭に火を移すことにした。そのため所有する焚き火台2台をフルに活用していく。
ところでこれまで火がうまく起こせず電子ライターやチャッマンに頼っていたが、今回はメタルマッチで火を付ける。8歳の小学生が簡単に火を起こしている動画を見て対抗心が湧いたのだ。25年も長く生きていてうまく火をつけられないなんて情けない。8歳相手にムキになるのも情けないのだが、そこはプライドを捨てていく。

ドン・キホーテのアウトドアコーナーで麻を買ったので火を付ける相手(ティンダー)も準備万端だ。結果からいうとメタルマッチで火をつけることに成功したのだが、かなり苦戦した。麻にはうまく火がついてもその後がなかなか難しい。苦労の跡はメタルマッチの減り具合で想像いただきたい。

中央がかなり減っている。

なんとか火がついて、竹炭にも火が移った。さあ、肉を焼いていく。

ドン・キホーテで買ったキャプテンスタッグの便利な網だ。こいつを使えば安全に肉を返すことができる。

豪快に焼いていく

炭は火力のコントロールが容易なことがわかった。うちわで扇げば火力は上がり、放っておけば火は弱くなる。肉を焼くとき、低温でじっくりと、いや高火力で一気に焼くんだとか諸説あるが、今回は高火力を支持することにした。しかし高火力を維持するためにはうちわを必死で扇いでいかなければならない。なかなか疲れる。あーだこーだ文句を言いながら、肉は焼けた。

外はカリッと中はジューシー、完璧な肉だ

出来は完璧だった。最近は外出も少ないのでステーキ肉などほぼ食べていないのもあって満足感がすごい。アウトドアで食べるべきは肉なのだと、舌が語る。

しかしせっかくなので持ってきた野菜を焼く。

茄子、ピーマン、玉ねぎ

ナスは良い。ピーマンも玉ねぎもうまい。炭火で焼いているからだろうか。前言撤回しよう、アウトドアで食べるべきは野菜なのかもしれない。

続いて仕込んできた照り焼きを仕上げる。じっくり焼いて皮をパリパリにしていく。こちらも完璧な出来だ。こういうとき自分を天才だと思ってしまうのだが、実際自分はほとんど何もしていない。男の料理は概ねそういうことが多い。素材の力に任せている。
鶏は皮がパリパリとしていて香ばしい。それでいて中はぷりぷりとしていてジューシー。普段は辛口のWも絶賛する。

やはりアウトドアで食べるべきは肉なのだ。(前言撤回の前言撤回)
定期的にやっていこう。

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