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カナディアンウイスキーってなんだ?
■ライ麦を主原料にしたライトなタイプ
カナディアンウイスキーは世界5大ウイスキーの中でも最もライトなタイプなもの
一般的に製法は、ライ麦主体のフレーバーリングウイスキーと、とうもろこし主体のベースウイスキーをつくり、その二つをブレンドさせるというもの。
どちらも3年以上熟成させる。
■禁酒法時代のカナディアンウイスキー
アメリカの禁酒法は、カナダのウイスキー業者にとってはチャンスだった。
カナダ政府が輸出の禁止を行わなかったため、あらゆる手段を使ってアメリカに
ウイスキーを輸出。
カナディアン・クラブのハイラム社を例にとると、当時はデトロイト川が凍結するため、一般人も川を走って小遣い稼ぎをしていたという。
■カナディアンウイスキー紹介
カナディアン・クラブ
Canadian Club
カナディアンウイスキーといえばこの1本。
カナダの最南端、オンタリオ州のウィンザーの地にハイラム・ウオーカーが
1858年に創建したカナダを代表する蒸留所。
当初、クラブウイスキーと称していたが、アメリカの業者からクレームがつき、カナディアン・クラブと名を改めた。
ベースウイスキーとフレーバーリングウイスキーをニューポットの段階で
ブレンドするのが特徴。
DATA
700ml 40度
LINE UP
ブラックラベル、クラシック12年、20年
香り
ライトでスムーズ、クリーン。
シトラス、青りんご、ジンジャエール。
味
非常にクリーンで軽い。
華やかな高原のフルーツ。
ウイスキーが苦手な人でも飲みやすい。