外に出る推し活

 2022年はとにかく仕事以外で外に出ることが少なかった。
 コロナ禍の影響もまだまだ色濃く、更に環境の変化に弱すぎる私にとっては社会人1年目なんてただ会社と家を往復するだけでも疲れている毎日。引っ越しをしたため周囲を探索する程度の外出はあっても、活動的に外に出ることはかなり少なかったように思います。

 そう思うと2023年は自分でも驚くほど外に出ている。仕事に多少慣れたとはいえ相変わらず体力がないので疲れていないことはないのですが、疲れをものともしない勢いであちこち出かけていました。しかもおおむね一人で。 

MonsterZ MATE 5th Anniversary LIVE”大騒動”

 5月、Zepp横浜。これが明確に推しのために外に出るようになった始まりだったと思います。
 そもそもMZMは2022年の大晦日のオンラインカウントダウンライブで初めてしっかり視聴したレベルのにわかファンでした。たまたま去年は年末に風邪を引き、病院も薬局も年末休みに入った結果コロナの検査を受けることができず検査キットも買えずという状況で帰省するわけにもいかず、一人暇な年末年始を過ごすことになりました。そこでTRPG配信などでたまに観ていたコーサカさん、佐藤ホームズさん、実況をたまに観ていた天開司さんを目当てにカウントダウンライブのチケットを買いました。そこからあれよあれよという間に毎日過去動画を漁るようになったのですが、たった4ヶ月半程度のファン歴で現地に行くのは……とも思っていました。
 ただ周りの友人やTwitterのフォロワーの中にもMZMファンはあまりおらず、どうせ一人で行くんだから歴がどうとか周りと比べて気にする必要もないと開き直り応募することに。今思えばファン歴4ヶ月半というだけじゃなく、ライブハウスのスタンディング形式すら初めてでよく一人で行こうと思ったなと我ながら恐ろしいです。
 私はかなり背が低く、当日は案の定ステージがほとんど見えていませんでした。MZMリスナー思ったよりも男性が多いんですね...…。視界いっぱい自分より背が高い人で埋め尽くされていました。それでも現地にいると演者の皆さんが見えていなくても、その場の空気や音圧がすごくてめちゃくちゃ楽しいんですよ。唯一、初お披露目の新衣装があまり拝めなかったのは残念でしたが、それでも曲もトークも演出も全てを「浴びた」ライブでした。
 致し方ないとはいえ、翌日が何があっても絶対に仕事を休めない日だったのが今でも悔やまれます。

ミュージカル『テニスの王子様』4thシーズン 青学vs六角

 以前の記事にも書きました。初2.5次元観劇作品です。
 これは疎遠になっていた幼馴染から誘われて行ったので一人ではなかったのですが、後日一人でも当日引換券で2回目に行ってます。 

 これは冗談抜きで人生が変わったと言える経験でした。元から興味はありましたがどうしても行きたいという程でもなく、幼馴染からの連絡が無ければ一生手を出さなかったかもしれません。
 テニプリの知識は原作序盤とテニラビのみ。役者さんの名前も一人も知らない。ネットに上がっている空耳動画さえ見たことない。とんでもないにわか状態で、言い方はアレですがもはやファンですらない状態で行きました。
 上記のような事前知識しかないくせに一丁前に海堂薫を推していたので、公演中も海堂ばかり目で追っていたのですが、自分が試合に出ていない時もそこに海堂薫として「いる」んですよね。2.5次元ファンなら当たり前のことなんでしょうけど私にとってはそれが最高に良くて、自分の価値感が一気にひっくり返るような感動でした。
 それと驚いたのが客降りという文化。ステージ上でも大満足だったのに側に来るんですか? 幼馴染が用意してくれた席が1階サイドシート、右側の端の方で前から10列目くらいで、初観劇で良し悪しが分からないなりに個人的にはかなり良い席だったので、客降りの際演者さんが本当に目と鼻の先に来る。いろんな感情で心臓が飛び出そうでした。
 ただ初めてのことですべてに感動してすごいの大洪水で正直終わった後ほとんど記憶が無かったので、後日改めて当日券を取って一人で復習しに行きました。

桃源暗鬼×サンリオキャラクターズ POP UP SHOP

 ここ数年はほとんどグッズを買わなかったんですが、このサンリオコラボPUSをきっかけに桃源暗鬼はかなり積極的にグッズを集めています。
 痛バを組まないので缶バッジは推しの好きな絵柄各1くらいで満足するんですが、とにかくアクスタが好きでつい集めてしまいますね。最近はアクスタポーチも収納用から持ち歩き用、痛バみたいに見せるタイプと種類が充実していてめちゃくちゃ助かる。
 これも一人で行ってグッズを買って等身パネルの写真を撮りまくり、Twitterで初めてグッズ交換募集を出し、今回のPUSより前に出ていたグッズを求めてアニメイトやK-BOOKSに行くなど凄い勢いで転がり落ちていました。今回のサンリオコラボグッズは通販もあると事前告知がありましたし、以前の私だったらグッズが欲しいだけなら全然通販でいいやとなっていたと思います。でも2023年は行動力の1年だったので、思い立ったら即行動で気が付いたら現地に行ってました。
 これでも金銭管理は気を使っているつもりですが、今後来る(と勝手に予想している)アニメ化の後はどうなってしまうんだと戦々恐々としています。でもぬいとかデフォルメフィギュアがどうしても欲しい。特に矢颪碇のぬい。お願いします。
 

 今回振り返り紹介をしたもの以外にも、推しコンテンツの謎解き公演や推し活関係なく一人旅行だったりと当社比かなり活動的な1年でした。その分TRPG関係の作業が滞ったり、秋以降仕事に忙殺されたりと色々ありましたが。
 年明け以降も1~3月は観劇の予定が入っているので、来年末にまたこんな感じで振り返り記事が書ける年になればなと思います。

#今年のふり返り

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