「嫌な人」っていますよね…
年始早々体調を崩してしまい、年始のイベントにことごとく参加できなかったので、僕の心はまだ2022年のままです。
みなさん、こんばんは。
堅揚げポテトです。
今回はすごくインパクトの強いタイトルかと思いますが、そこまで毒を吐いたりすることはないのでご安心ください。
早速ですが、みなさん、誰しも
「嫌な人」
っていると思います。
基本的に、そんな人が目の前に現れた場合は、関わらないようにするのが1番なのですが、
どーーーしても、関わらないといけない時ってありますよね。
そんな時どうすればいいのかについて、
僕なりの考えを、これからつらつらと述べようと思うので、皆さんも一緒に考えて頂けたらと思います。
まず、私たちは「嫌な人」のどんな部分を
「嫌」と感じるのでしょうか。
これについて、大学の授業で聞いたのが、
・あなたの価値観の中で「間違っている」ことを相手が平気でやっている
・あなたがやりたくてもできないことを相手がやっている
この2つで大方説明できるということらしいです。
たとえば、行列に並んでいたら割り込まれたとしましょう。
この場合、大抵の人は「嫌」と感じ、割り込んだ人が「嫌な人」になりますよね。
これはあなたの中で「割り込みは間違っている」という価値観が根付いていて、それにそぐわない行動を取られたから、とも言えるのです。
もちろんこの場合はわかりやすい例ですので、これだけが理由ではなく、
「そもそも列があったら順番通り並ぶことが常識」
と思ったり、
「自分は長い時間並んでいたのにその努力が無駄じゃないか」
と思ったりなど、嫌だと感じる理由がしっかり説明できます。
他にも「女遊びor男遊びをしている人が嫌だ」と感じる人であれば、自分の価値観に合わない行動を取っている人が嫌だと感じる分かりやすい例かもしれませんね。
では、「自分がやりたくてもできないことを相手がやっている」ために「嫌だ」と感じる場面ってどんな時でしょうか。
まぁわかりやすいのはアニメとかドラマに出てくる、いやーな性格のお金持ちですよね。
欲しいものがすぐに手に入ったり、みんなからチヤホヤされていたり。
自分は頑張っても届かないところに、平気で手を出している。それが嫌だと感じる。
いうなれば嫉妬に近い感情ですよね。
ここまでは、ある程度説明できる「嫌」について書いてきましたが、
みなさんは、「この人なんとなく嫌だな」と感じる場面ってありませんか??
相手の表情や話し方、仕草、態度など、なぜかは説明できないけど、確実に嫌だと感じてしまう…
残念ながら僕もあります。
それに僕自身もそーやって他人から思われているんじゃないかって思って、めちゃくちゃネガティブになる時もあります。
ではこのような反応がなぜ起こるのか、
それについて僕は、
小さい頃から積み上げてきた、自覚したり記憶したりするほどでもない経験によってできた、
「自分に害、不快感を与える人」像
というものが、知らないうちに作り上げられているのではないか
と考えています。
自分がイライラしたり、
ストレスを感じたり、
体調が悪くなったり、
単純に楽しくなかったりした時、
その場にいた人の見た目や態度などが、その不快感と結びつけられ、「嫌な人」と感じてしまうようになっているのではないか、ということです。
大抵の人は、
嫌な人がいるから嫌な場になる
と考えていると思います。
しかし、
嫌な場にいた人が嫌な人になる
と考えることもできるのではないでしょうか。
病院の先生って、特に何もされてない時からなんか嫌だったりしませんか?
なんなら病院の匂いから嫌な人もいませんか?
最近知り合った人が、昔しぬほど怒られた先生に見た目が似ているだけで、最初から嫌だと感じてしまいませんか?
実際、自分の深い記憶にある不快感が、なんとなく嫌だと感じる原因だったりするんです。
そう考えると、なんか、
そーやって嫌われる人って、
かわいそうじゃないですか??
ここまで、色んな「嫌」について書いてきましたが、
我々が思っている以上に、
我々の感情や見ている世界は偏っています。
「嫌」という感情こそ、その偏りが1番現れる部分だと僕は思っています。
自分の価値観に合わない行動をとっている人が嫌と感じても、果たしてその自分の価値観は絶対的に正しいのでしょうか。
自分がしたくてもできないことをやっている人が嫌だと感じるなんていうのも、身勝手極まりないですよね。
しかしながら、そんな偏りを直すことも決して簡単ではありません。
ではどうすればいいのでしょうか。
その偏りを自覚すればいいのです。
こんな時に嫌だと感じてしまう傾向がある。
こんな時にイライラしてしまう傾向がある。
こんな時に楽しくないと感じる傾向がある。
何回か他のnoteでも述べていると思いますが、
人それぞれ育ってきた環境が違うので、その偏りに違いがあるのは当たり前なんです。
だから、嫌な人がいるのもむしろ当たり前だし、そう感じる場面が違うのも当たり前です。
そんな偏りがあることを自覚することで、あなたが今まで「嫌な人」だと感じていた人でも、少しだけフラットにみることができるようになるのではないでしょうか。
この人は何でこんなことをするんだろう
よりも、
私は何でこれを嫌だと感じるんだろう
と考えてみたりすると、少しだけ楽になるかもしれません。
今回は「嫌な人」について、僕の考えを長々と書いていきました。
至らない部分もあるかもしれませんが、暖かく読んでいただけていたら、幸いです。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。