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01_逆算思考で960点、理系学生のTOEIC取得体験とアドバイス
友人にTOEICの勉強法を聞かれることが度々あり、ふと思い出したので、わたしが学生時代にTOEIC900点台後半取得を目指す中で考えていたことをシェアします。エアプではない実体験です。息抜きにどうぞ。
前置き
まず、わたしは英語の専門家でもなければ得意でもありません。ただ、このトピックについては周りの人よりも少し多く考えたことがあるに過ぎません。さらに、英語が好きでもありません。英語はただの情報収集、コミュニケーションのツール。普段の学業も理系科目に重きを置いていたため、TOEICの高得点を目指すのは多少?挑戦でした。理系の方なら共感いただけるはず。
わたしが理系の専門科目に重きを置きながらもTOEIC高得点を目指した経験から、効果的な時間配分やペース管理の重要性を強調しています。模試を通じて弱点を把握し、改善していくプロセスや、解答速度を意識しながら学習する方法など、実践的なアプローチを具体的に示すことで、読者にとって実行可能なアドバイスを提供したいと考えました。このような背景から、自身の経験を基にした具体的な勉強法や戦略をまとめた文章を書くに至りました。
以下、その過程での体験談を共有します。
MECEになっていない雑なメモですが、今思い付くことはこんなところです。(本文はわたしの学生時代のメモ、友人への質問回答を集めて作成しました。)
本文の構成
0. 前提確認
自己紹介
経歴: 理系院卒 -> メーカーR&D 3年目
日常的に業務で英語を使う純ジャパ
趣味: 読書(100冊/年、好きな本は自省録)、写真、サーフィン
好きな食べ物: しば漬け
当時の状況
理系学生(専門: 連続体、計算力学)
TOEIC 960点(L: 495, R: 465)
すべて独学
語彙23000程度(Weblio語彙力診断より)
英語が好きとか嫌いとかはありません。必要だと思ったから勉強しました
ほかの関心事: 機械学習
勉強時間
学部: 学部1年時にひと夏230時間 -> 915点
大学院: 修士1年秋に10日 -> 960点
気になる学部時代の勉強時間についてですが、正確には覚えていません。ただし、当時つけていたアプリの記録によると、この夏季休暇中に約230時間ほど勉強していた記憶があります。一日10時間で20日強でしょうか。当時は学生だったので、まあこれくらいが普通だったと思います。
想定する読者
TOEIC高得点を目指す学生: 特に理系の学生で、英語が得意でないものの、高得点を狙いたいと考えている人たち。英語をコミュニケーションのツールとして使いたいと考えているが、英語に対するモチベーションが低い人も含まれます。
効率的な勉強方法を探している人: 逆算思考や戦略的な勉強法に興味がある人。特に、限られた時間で高得点を取るための具体的なアプローチを知りたい人。
TOEICの経験者: 既にTOEICを何度か受験したことがあり、さらなるスコアアップを目指している人。過去の受験経験をもとに自分の勉強方法を改善したいと考えている人。
社会人でTOEIC対策をしている人: 仕事と両立しながらTOEICの高得点を目指している人。特に、まとまった勉強時間が取りにくい中で、効率的に点数を上げる方法を知りたい人。
1. 逆算的思考と戦略の立案
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