(続)「新規事業アイディアをひらめきやすくするには?」を脳科学の側面から考えてみた。
前段として、本記事は、あくまでいろんな情報を仕入れて考えた、一個人の意見を集約しています。間違っていたら、ごめんなさい。でも、読まないよりも読んだ方が、ひらめく事が出来るはずなので、良ければ、最後まで読んでくださいね。
創造性に関わる脳内のネットワークは3つある⁉
最近では、脳内には様々なネットワークが存在し、複雑に連携しながらそれぞれの役割を果たしている事が分かっています。創造性には、主に下記3つの脳内のネットワークが関わっています。
デフォルト・モード・ネットワーク(Default mode network)
ぼ~っとしている時に活発化する、脳の情報整理機能です。アイディア出しの際に重要な役割を果たすとされています。
実行機能ネットワーク(Executice control network)
課題などに集中した状態の時に活性化する機能です。アイディアの評価をする場合はこの機能が重要とされています。
顕著性ネットワーク(Salience Network)
「デフォルト・モード・ネットワーク」と、「実行機能ネットワーク」の2つのネットワークを交互に切り替えるスイッチのような役割があります。
創造的な人は3つのネットワークが同時オンライン
創造性に関する3つの脳内のネットワークは、バランスよく動いている状態が通常です。しかし、創造的な人はこの3つのネットワークが同時に動いているという研究結果が発表されています。興味深いですね。
脳内ネットワークに頼らずアイディアを出すには?
この結果を踏まえ、誰でも出来るアイディアの出し方について考えてみました。
より良いアイディアを出すためには、創造的な人の脳の動きを模倣する方法が効果的なのではないかと考えます。手順は下記①~⑥のイメージです。
①アイディアを出す意識で情報収集(主に本を読む・検索する)
②ぼ~とする事で意識的にデフォルト・モード・ネットワークを活性化
③拡散思考でアイディアを沢山出す
④収束思考で情報収集(主に本を読む・検索する)
⑤情報と思考の整理
⑥情報を元に評価・取捨選択
①の情報収集では、まったく異なるジャンルの本を読んだり、おすすめ本を紹介してもらうなどの工夫をし、知識の幅を広げます。そして、①~③を繰り返すことで拡散思考を高めます。④~⑥の評価フェーズでは、確証バイアスにより、偏った情報収集となる事を防ぐため、アイディア考案者以外の第三者を交え、数値を元に客観的に判断を行う事が良いのではないかと考えます。
脳内の仕組みが分かれば、アイディア出しのプロセスに工夫が出来そうですね。
以上、いかがでしたか?情報収取のお役に立てれば幸いです。いいね!と思ったら、フォロー・シェアしてくださいね!
参考
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