ロゴを顔に宿したい方向けのメイク講座
執筆者:310ayumi
突然ですが、オーケストラフォンターナのロゴは皆様ご覧になりましたか?
弦楽器のf字孔にも、強弱記号のf(フォルテ)にも見える中央に配置された赤の図形。そしてフォンターナの由来にもなっている噴水のようなゴールドの模様。
これ、顔に描きたくないですか?
今回はメイクアーティストとして創作活動を行う310ayumiによる、誰でも簡単にロゴをメイクする方法を解説していきます。
応用すればスポーツチームの応援やパーティーメイク等でも使えると思いますので、是非最後までご覧ください。
310ayumiって何者?
申し遅れました、あゆみんです。310ayumiと書いて「さとうあゆみ」と読みます、アマチュアクラ吹きです。
普段はハンドメイド作家としてアクセサリーを制作したり、様々な楽器をひとりで演奏する多重録音動画をYouTubeに投稿したり………そして顔に絵を描くメイクアーティストとして活動しています。
フォンターナではクラリネットを担当します。恐らく派手な髪の人物が入場したら私です。見つけやすいことに定評があります。(私調べ)
メイクアーティストとして自分にメイクすることもあれば、モデルを依頼して他者にメイクすることもあります。
メイクは写真という媒体を通すことでしか残せないので、所謂ポートレートと呼ばれる人物写真の作品とも言えます。
最近では福岡アジア美術館で開催された九州最大のポートレートの祭典、Fixtyle Portrait Fukuoka 2022に参加しました。
上記の作例として載せた作品たちは、どれもごく一般的なアイシャドウとアイライナーを使用し、フリーハンドで描いたメイクです。
顔に直接描くので下書きは出来ません。修正は可能ですが、消して書いて…を繰り返すと肌へのダメージがあるのでごく最小限にしたい。故に、どの作品もほぼ一発書きに近く、下準備としてスケッチなどの練習をしています。
「絵はあまり描かないけれど私でも出来るだろうか…」と感じているそこの貴方!
ご安心ください。
今回は絵心に自信のない方でも簡単に、そしてスピーディーに仕上げる方法でメイクをしていきます。
それでは早速準備に入りましょう!
準備するもの
今回のメイクに必要なものはこちら。
いきなりメイクに関係なさそうなものが並んでいますね。ですが、これが誰でも簡単に手早くロゴを描くアイテムの正体なんです。
まずは工作
早速工作をしていきましょう。
普通紙(今回はA4サイズ)に、ロゴを顔に描きたいサイズで印刷します。
今回は多色刷り版画のような手法を取るので使う色分=2枚印刷します。
先に解説しておくと、ステンシルシートの要領で顔に色を塗ります。
そのシートを作りたいので、色をのせる部分をカッターで切り抜きます。
さあ!準備は整いました。
あとは楽しいメイクの時間です!
メイク
ベースメイクは今回の主題から逸れるので解説は省きます。アイメイクは噴水をイメージして予め整えておきました。
ではいよいよ、先程作ったステンシルシートを使ってメイクしていきましょう!
まずはマスキングテープで一層目のシートを顔に貼ります。
色をのせる部分が肌から浮いていると輪郭がぼやけてしまうので、適宜手で押さえながら、赤のアイシャドウを満遍なく塗ります。
そして二層目のシートも同じように貼り、次はゴールドのアイシャドウを重ねていきます。
ラメやグリッターの強いものは発色が弱くなりがちなので、先に化粧水で保湿したり、アイシャドウベースを塗ったり、同じ系統のマットや黒、白のリキッドアイシャドウをベースとして塗ったりするのがおすすめです。
これで完成…!としても良いですが、くっきりとしたロゴに仕上げたいので、輪郭をコンシーラーで整えます。
最後にハイライトやリップを塗れば…
…
……
………
……………
出来上がり
完成です!!!
いかがでしょうか?
fの細かい部分が少し太くなってしまいましたが、ゴールドの部分はまさにロゴ通りに出来たのではないでしょうか。
メイクの持ちを良くするスプレーを仕上げにひと吹きすれば、よれにくくなります。
顔以外にも、首や腕などお好みの場所へ手軽に描くことが出来るので、是非チャレンジしてみてくださいね。
※服に近い場所に施してしまうと、擦れてよれたり、服が汚れてしまうのでお気をつけください
今回のメイクの様子はTikTokで公開予定です。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
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■310ayumiのメイク作品やYouTubeチャンネルはこちら
参考
■写真家Rinaty氏:Instagram
■モデルsasaki氏:Instagram
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