1本やっと着岸予定だけど次が来ない・・
Supply Chain-サプライチェーンという言葉はこの一年でよく聞くようになりました。私にとって意味は知ってたけど実際あんまり使う事はない単語でしたが、最近めっちゃ使います。ほぼネガティブな意味で・・・・辞書で引くと「供給連鎖」という分かったようなわからない様な日本語が出てきますが、、商品の原材料・部品の調達から、製造、在庫管理、配送、販売、消費までの全体の一連の流れの事です。ワインの世界で説明するとこんな感じ。
原材料のブドウはヴィンテージの良し悪しによるのでコロナはあまり関係ないかな。あ、でも収穫の手が足りないという話はよく聞きました。一番良いタイミングでの収穫が難しいですね。部品の調達、これは問題になっていますね。ワイン造りに使用する樽、瓶詰用の瓶、キャプセル、箱、ラベル、、特に輸入にかかわるものは全て入手が難しい。だから製造が遅れてるし、遅れるから在庫管理が出来ず需要の供給のバランスもとれず突然の在庫切れがワイナリーで起こっています。そして配送!!船が動かないので日本でも在庫切れが起きてます。
こんなニュース↑読んだところで新しい発見はないけど読んでしまいます。
要約するとサプライチェーンの問題は今になって始まった事ではないけどコロナによってその問題が激化したという事です。
最初は原材料を作っていた中国のメーカーがコロナによって作業が出来なくなり原材料不足が起こった。(ワイン産業の場合は最初はワイン輸送のコンテナとか、パレットがないって言われてたなー)
そして一度流通が詰まると、その閊えが元に戻るには時間がかかり、色んな所で製品の出荷、保管、配送の物流でオーバーフローが起こる。
コロナの収束が見え始めると、今度はより一層需要が高まり、生産量が増えるとさらに、物流がつまって動けなくなる!!しかも港湾労働者、トラック運転手、倉庫労働者の人材が足りてない。(あ~あ、もうどうしようもナイし。)
・・・・知ってるけど、文字で見るとがっかりする(T_T)
色々な専門家の見方ではこの状況はまだまだ続くだろう。と言われています。ただ良いニュースとしてはこの問題が注目されて、様々な業界が真剣にこの問題に取り組む出している事だ・・・そうです。
ちなみに、この記事は電子システム業界の業界記事でした。(検索したらこれが一番に出て来たので)最後にまとめとして「皆さんに出来る事は、予測を早めにする事です!」とありました。
めっちゃ、予測早めにしたんですけどね・・・
なぜ、この記事をだらだら愚痴言うように書いてるのかというと、、先週末カリフォルニア出港がまた遅れたんですよ・・・・数か月順番待ちしてやっと出る!ってなったのに。もうただただガッカリです。
ちょっとだけ明るくほっこりする動画↓