2022年1月4日(火)練習記録 迎春!
皆さま、あけましておめでとうございます。
私たち小田原リコーダーコンソートは今年で結成40周年を迎えます。
今年もリコーダーを通じてメンバーの絆をより一層強くし、音楽を心から楽しみたいと思います。
最近出来るようになってきたのは、どうして作曲者や編曲者がそのように楽譜に書いたかを考えることです。メンバー相互に意見を出し合うこともしばしばです。お互いの音の聴き合ったり、和音の流れについてじっくりと学んだりと少し進歩してきました。
今年も様々なジャンルの曲に、意欲的に取り組んでいきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
● 2022年1月4日(火) 14:00~17:00 4重奏の日
● 参加メンバー:加藤 齋藤 野村 田原
● 練習内容:
1.「リコーダーアンサンブルの基礎と技法」(編著:吉澤実)
この本は私たちにとってはBibleのような存在。
特別な事がない限り、毎回この一冊から練習はスタートする。
いつもは非和声音からスタートするが新年初練習なので、
初心に立ち返って最初の音階練習と、ユニゾンとアルタナツィオンから
始めることにした。
ところが、これの奥が深い!
音程はほとんど問題にならなくなってきたが、微細なテンポ感や
音のニュアンスの統一の難しさに改めて気づかされる。
息をどのようにして充実させていくか、響きの良い音とは何か等、
基本中の基本がやはり大切なんだな。
そして非和声音の練習。
音階練習を充実させたのでいつもよりも響きの厚みが素敵(^^♪
今日はいつもバス担当の露木さんがお休みだったので、野村さんが
担当してくれた。すると、露木さんとはいつもピッタリ合っている
テナーの田原さんと野村さんがほんのわずかに合わない。
これが面白いね。
もう私たちは合わないことにイラつくことはない。何がその原因なのか
解決の手立ては何か?など、前向きに展開する習慣がついてきた。
本当に素敵なメンバーたちだ(^_-)-☆
この本の奥の深さは、書かれている文章たちにあると思っている。
大抵、楽譜だけに取り組んでしまうが、その背景にあるものが
しっかりと書かれている。
いつもの3倍ほどの1時間30分程度取り組んだ。
これを楽しいと感じているメンバーたちがステキ!
2.「バビロンの流れのほとりに」(パレストリーナ 作曲)
後期ルネサンスの大作曲家パレストリーナの合唱曲。
この曲は初めてやった。美しい!
ポリフォニーの中の和声進行を楽しめる。
フレーズがどうなっているかを考えながら進めてみる。
音楽の句読点が少しずつ見えてくる。
40分ほど。
また取り組みたいステキな曲だった。
3.新年会
と言っても、お茶会です。
京都で新年を過ごした文さんが、阿闍梨餅を持ってきてくれた。
手回しミルでコーヒー豆を挽き、練習後のゆったりとした時間。
様々な話題に話が弾み、あっという間に時間が過ぎていく。
こんな時間がアンサンブルをより一層高めてくれるかも。
来月から休会しているメンバーが月に1~2回参加する予定。
6重奏が楽しめそうだ。
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