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第3回口頭弁論 - 平和の森公園発泡スチロール訴訟
2021年1月13日に第3回口頭弁論がおこなわれ、結審しました。次回は、判決言渡期日です。
・事件番号 令和元年(行ウ)第432号
・判決言渡期日 2021年4月9日(金)13:25
・場所 東京地方裁判所 803号法廷(8階)
最終口頭弁論の様子
中野区からは被告席に3名と傍聴席に1名が出廷しました。進行協議期日で裁判官といろいろやりあって(瞬殺されて)いた被告代理人弁護士は、本日は姿が見えませんでした。ちなみに、被告席の3名のうち2名はわたしが見覚えのない顔でした。
まず、弁論の更新がありました。これは、2020年4月に左陪席裁判官が交代したあと今日が最初の口頭弁論期日にあたるため不可欠の手続きです。とはいえ、裁判長が「弁論の更新をします」と宣言するだけで、訴状、答弁書、準備書面、… とかの書面の名前をあげることすらしませんでした。
続いて、前回の口頭弁論(2020年1月10日)以降に提出の書面を原告、被告が陳述し(これも実際に読み上げるわけではなく「陳述しますね」「はい」で読んだことになる)、書面に添付する形で提出した書証も確認しました。
(今日、陳述した書面は、下の参考資料の表からダウンロードできます。)
そのあと、裁判長から被告に「原告から書面が出ていますが、もう反論はいいですかね」と訊ね、被告が「はい」と答えると、裁判長が「ではこれで弁論を終結します」と宣言し、この裁判は結審しました。
次回期日は判決の言渡しです。判決の主文を読むだけのセレモニーですので、被告は誰も来ないと思われます。しかし、原告は出廷し、判決書正本を判決言渡し後に書記官から受け取りますので、くわしい結果を一刻も早く知りたい方は傍聴に是非おいでください。
Debriefing
閉廷後、待合室で簡単な会合を持ちました。
【第3回 平和の森公園発泡スチロール訴訟】閉廷後、裁判所待合室で原告・くろねこさんから解説。1年間の進行協議(非公開)で中野区は、支出命令責任者が区長ではないとか、訴訟要件を満たしていないの理由をつけて逃げようとしていたが、裁判所が中野区に反論を促した、裁判所に助けられた面があると。 pic.twitter.com/RvpEJwG7yP
— Galbraithian (@galbraithian999) January 13, 2021
被告は書面(5)で債務の本旨と契約書の明文とをわざと混同し「債務の本旨に従っただけ。『仮に違法としても契約締結が違法』」と逃げた(『』内は暗に主張)。原告は書面(7)で『』に的確に反論。隠したつもりの主張に見事に反論されて狼狽えた被告を裁判長が窘めた、という第5回進行協議でした https://t.co/hdQgrVmjgs
— くろねこ (@orangkucing) January 13, 2021
書面では中野区が違法性を認識していたかどうかは議論しませんでした。不燃化の検討を全くしなかった結果、魚屋のトロ箱の発泡スチロールみたいな燃えやすい時代遅れのものをつかまされたというストーリーを証明するのに尽力しました https://t.co/BRYFs9qJVv
— くろねこ (@orangkucing) January 13, 2021
参考資料
(参考資料が表示されないことがあるようです。その場合はリロードしてください)
「傍聴に来られた方への配布資料(3)」には、被告準備書面(6)とその書証、原告準備書面(8)が含まれています。
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