人の数だけ「最高のゲーム」がある
「最高ゲーム」バトンを勝手に受け取った気がしたので、私も思うままに「私が考える最高のゲーム」について書いてみます。
ゲームって世代毎にまったく様相が変わるため、年代別に最高のゲームを選ぶ方が理にかなっていると感じたので、年代毎に並べてみます。
記憶の限りで上げていますので、思い出せなかったゲームもたくさんある気がしますが、以下のゲームは自分の血肉を作った作品群であることは間違いないですね。今遊んでも楽しいゲームばかりかと思います。
80年代
私の主戦場は「アーケードゲーム」と「PC88」ですね。ファミコンは親の方針で買ってもらえなかったので、指をくわえて眺めるばかりでした。アーケードゲームは本当に日進月歩の進化を遂げており、ゲーセンに通うのが毎回楽しかったです。
ちょっと離れた場所にあるゲーセンに自転車で向かっていたのを昨日のように思い出しますね。もう、街のゲーセンもなくなって久しいですが、思い出はあの土地に眠っている気がします。
友人宅で遊んだMSXのゲームも印象深いのがたくさんあるのですが長くなるので割愛。スーパーレイドックとかF1サーカスとかダンジョンマスター(否3D)とか、本当に好きでしたね。
ディグダグ
この頃のナムコのゲームは本当に神ゲーそろいで、何を遊んで面白い!という感じでしたが、一本上げるならディグダグですね。ディグショナリーなる豆本をもらって、表紙がすり切れるくらいまで読み込みました。音楽が最高で、主人公が移動している時だけ音楽が鳴るゲームなんてあまりないですよね。コイン音やハイスコア取った時の音楽等、未だに忘れられないですね。初期ナムコゲームのサントラは未だに聴いています。
ダライアス
私にとってのダライアスは「初代」ですかね。なんといっても3画面筐体のインパクトは凄まじく、これを超えるインパクトを与えてくれるゲームって無いんじゃないかな、と思うくらいの出来でした。コイン音が長くて独特だし、ボスが出てきたときに椅子全体が震えたのが本当に衝撃でした。はじめてクジラと遭遇したときには音楽も含めて本当に感動しました。こちらもサントラも未だに聴いていますが構成が本当に最高で、コイン音からラスボスまで、一つのドラマになっているのがとにかく素晴らしいです。
グラディウス
まぁ、誰しも上げるだろう名作でしょうが、起動音からオープニングの音楽から、ステージ音楽までとにかく世界観が最高で、ステージ毎に全く様相を変える構成が当時は本当に画期的で、とにかく先に進めるために毎日遊んだのを思い出します。ステージ4の逆火山が音楽を含めてとても印象深いです。余談ながらPC88移植版もアホのように遊びました。グラフィックは正直しょぼかったですが、音楽のアレンジが素晴らしかったです。
1943
カプコンの名作縦シューティング。前作である1942も大好きだったのですが、難しすぎてクリア出来ず、続編である1943は本当にサルのようにやりこんで、シューティングではじめて全クリアした思い出深いゲームです。ラスボスである大和の圧倒的攻撃力には唖然とした記憶があります。隠しコマンドでレーザーが使えたのも良い思い出です。続編である1941も好きですね。
ゲイングランド
世界観とオープニング、エンディングがとにかく素晴らしいです。4-8のバグとかゲーム内容にマッチしていて未だにこれを越える神バグは無いと思っています。1画面固定なのにキャラが多く戦略性が高いのが良いんですよね。先日、完全移植版が出て喜び勇んで購入したのですが、難易度の高さと近年の老眼で楽しく遊べないのが悲しいです。老眼鏡を買って、やりこみたい1本。
以下はPC88SR版のゲームですね。
ハイドライド
リアルタイムアドベンチャーとしては忘れられない1本ですね。独特のアイテム群と、バーで自分の強さが示される構成には本当にワクワクしました。2.3も好きですが、やはり元祖が思い出深いです。システムとして本当に完成されていると思います。ディーヴァのサントラにハイドライド3の音楽が入っていて、本当に何度聞いたか分からないくらいに聞き込みました。
ウィザードリィ
とにかく私のRPG原体験であり、全てのゲームの原点でもある作品ですね。とにかくアホみたいに時間を使ってダンジョンに潜っては宝箱を空けまくった日々が本当に愛おしいです。授業中にパーティー構成を考えたりしたのも良い思いです。あとは最強武器である村正をはじめてゲットしたときの衝撃は忘れられないです。「?ぶき」。今日において版権がグチャグチャになっていて移植版や正当続編が出せない状況が本当にもどかしいです。
テグザーとテグサー2
1は追尾式のレーザーとゲームオーバーの「月光」がとにかく印象的でしたね。1はループゲームでエンドレスで遊べたのですが、2になってストーリーが大幅に強調されたのも印象深いです。2はラスボスのインパクトと、エンディングを見たときに「ああ、そういうことだったのか」と全ての謎が氷解する瞬間は本当に忘れられないですね。未だに遊びたい1本ですね。
ランペルール
光栄の歴史シミュレーションのナポレオン版。三国志も信長の野望もジンギスカンも猛烈に時間泥棒されて大好きなのですが、1本選ぶならこれかな。ナポレオンの役職によって出来る事が異なるのが画期的でした。砲兵が強くて弱いのが好き。リメイク版を作って欲しいと熱望する1本。タレイランとかウェリントンの名前は、これで覚えましたよ。
イース1とイース2
ファルコムといえば、ドラゴンスレイヤーもザナドゥも大傑作なのですが、イース1と2の世界観はとにかく素晴らしいですね。鐘のシーンの演出の巧みさは、これを越えるゲームはないのでは、と思ったりも。後にPCエンジン版でデモが大幅に変わって度肝を抜かれたのを未だに思い出します。何度も移植を繰り返していることからも名作度合いが窺えますよね。
90年代
相変わらずのゲーセン巡りと、ようやく手に入れたスーパーファミコンとPCエンジン、セガサターン、プレイステーションの時代ですね。アーケードでは格闘ゲームと音ゲーが全盛期でしたね。
ストリートファイター2
まぁ、とにかく一番遊んだアーケードゲームといっても過言ではない1作ですね。6ボタンの衝撃。まさか、令和の時代になっても昇龍拳を打っているとは。ダッシュ、ターボ、スーパ、Xと遊びましたが、無印2が一番印象深いですね。ベガをハメなしに倒した時は本当に嬉しかったです。そのシーンを今でもまざまざと脳内に再現できます。
バーチャファイター2
バーチャ1もやりこみましたが、2のオープニングデモを始めて見たときの衝撃は半端なかったですね。鈴木裕さんは本当に天才だな、と思わせてくれた1本。酔拳を再現したのがとにかく凄かったですね。どれだけのコインが吸い込まれたことか、考えたくないですが、本当に時代が変わったな、と思わせてくれる1作でした。
天地を喰らう2
ベルトアクションはファイナルファイトから殆どやりこんでいますが、天地を喰らう2は世界観と音楽がとにかく素晴らしく、全てのキャラで1コインクリアするまでやりこみました。このゲームと言えばマルチエンディングが素晴らしく、3種類のエンディングがどれも思いで深いです。史実通りクリアするも良し、IFを見るも良し。個人的には史実と関係ないベストエンディングが一番好きです。最近出たベルトアクションコレクションは、PS4版とSwitch版を両方とも購入し、今日に至るまで遊んでいます。なお、魏延は五虎大将軍じゃないですよ。
ドラムマニア
ビートマニアもDDRも無茶苦茶遊びましたが、一番思い出が多いのはドラムマニアですね。1999年7月登場ですので、なんとかギリギリ90年代ですね。手にまめが出来るくらい遊びましたし、マイスティック買おうかな、とまで思った1作。未だに遊びたくなりますね。
超魔界村
大魔界村は1コイン2週クリア出来るくらいまで、やり込みましたが、家庭用が出たと聞いてスーファミ本体と一緒に購入しました。スーファミの拡大縮小回転機能を存分に使用したステージやボスには非常に楽しませてもらいました。最初にスーファミで購入したゲームがこれだけだったということもありますが、毎日こればかり遊んでいましたね。移植版も何度も買い、何度もクリアしてます。ただ、ちょっと冗長的な部分もあるので、ステージは大魔界村くらいの長さが好きですね。
ドラクエV
ファミコン版を遊んだことがない私がはじめて遭遇したドラクエ。ドラクエというゲームが持つ絶対的な面白さをベースに、衝撃のストーリー展開があって余りに面白すぎて、遡って123も遊んだのも良い思い出です。PSで4を遊んだのもよく覚えています。ドラクエはこのあたりのが一番好きですね。
FF4
こちらも私がはじめて遭遇したFF。FF7の新時代感も半端なかったですが、個人的な思い入れは4ですかね。登場人物が入れ替わる群像劇でもあり、登場人物がいきなりいなくなるという衝撃を受けたゲームでもありますね。こういうのあるんだ、とかなりビックリした記憶があります。ストーリーも泣かせる展開で、断片的ではありますが未だに覚えています。
エリア88(アーケードとSFC)
アーケード版が素晴らしい出来でした。原作とは違うラストが本当に好きで、原作もこういうエンディングだったら良かったのにな、とクリアするたびに何度も思ったりもしました。スーパーファミコン移植版も良移植で、武器やステージが増えたりして非常に楽しめ、本当に毎日の様に遊んでいました。お金を稼ぐために谷を往復したのも良い思い出です。
スナッチャー(PCE)
PC88版において、ストーリーが完結しませんでしたが、PCエンジン版で無事に完結。最後はゲームではなく映画みたいな展開にはなりますが、数年越しでストーリーが完結したのには本当に感動しました。後のサターンの移植作も遊びましたが、PCエンジン版の完成度の高さが一番ですね。パッケージからマニュアル、CD印刷まで非常に良く出来てました。ここから、私の小島監督信者の旅が始まりました。
00年代
プレステ2とプレステ3の時代ですね。ニンテンドーDSやWiiの時代でもありますね。このころは、あまりアーケードゲームを遊ばなくなりましたね。盛者必衰。
地球防衛軍3
地球防衛軍シリーズは1から欠かさず遊んでいますが、1のリメイクである3の完成度がとにかく素晴らしく、地球防衛軍が完成した1本だと言うことで思いで深い1作ですね。全難易度クリアまで遊びこみました。
メタルギアソリッド3
メタルギアソリッド2が発売したと同時にプレステ2を買うくらいのメタルギア信者で、もちろん初代も大好きすぎるのですが、その前の時代を描いた3がシリーズでは最高家作だと思っています。とにかくビックボスの選択が印象深いです。ただ、5もデスストランディングも未だ遊んでないです。ごめんなさい、小島監督。(追記:その後、デスストランディングはクリアしました。超名作でしたね。プラチナ取るまでやりこみました。)
真・三国無双2
1は完成度が低かったのですが、2は全くの別物となり、三国無双の世界観やシステムが完成された1本だと思います。この後もシリーズは遊び続けていますが、シリーズ全体を考えると2が一番遊んだゲームかも知れません。もちろん、戦国無双もOROCHIも楽しめました。BASARAはあまり空気が合わず遊んでないですね。
WiiFit
体重計をゲームにするという素晴らしいアイデアで、WiiUに至るまで毎日使っていました。稼働時間を考えると、一番遊んだゲームかも知れません。座禅がとにかく難しくクリアするのに超絶苦労したのを思い出します。私は邪念が多すぎるのかも。
Newスーパーマリオブラザーズ(DS)
とにかく巨大化マリオのインパクトが素晴らしい。おまけの対戦ゲームは無茶苦茶出来が良く、各ステージのバランスが良く楽しめました。対戦で巨大化マリオが使えたのも良かったですね。Switchでベタ移植してくれないかな、と願う一本。ちなみに全てのスター集めを3周遊ぶくらい好きでした。
ラブプラス
とにかく衝撃の1作。ときメモからギャルゲー的なものは遊んでいましたが、とにかく実在感というか存在感が半端ない1本でしたね。色んな意味で非常にショックを受けました。スマホ版はどうなんでしょうね。ちなみに寧々さん派です。
レイトン教授と不思議な町
書籍「頭の体操」シリーズで知られる多湖輝さん監修のパズルゲーム。「頭の体操」と共に育ったといっても過言ではない私が、この1本に猛烈にはまったのは言うまでも無いです。当初シリーズの3作は遊びましたが、その後はマンネリ気味で遊んでないですね。
斬撃のREGINLEIV
Wiiのハードとしての性能を一番発揮したのはこのゲームだと思います。地球防衛軍のファンタジー版ですが、コントローラーを武器に見立て、剣を振るったり槍を突いたり弓を引いたり、魔法で一網打尽にしたりと、とにかく楽しい1本。ストーリーのラストも切ないです。100%までやり込めなかったのは心残りですが、続編(もしくはリメイク)を超絶希望します。
10年代
プレステ4とSwitchの時代ですかね。スマホゲー全盛とも言えますね。個人的に、昔に比べてゲームに費やす時間は減りましたが、それでも面白いゲームはたくさんありますよね。というか、今振り返っても昔は本当にゲームしか遊んでないな(苦笑)
ペルソナ5
Vita版のペルソナ4がとにかく素晴らしすぎて、ペルソナ5は発売日に購入し2周クリア。女神転生の世界観やシステムを踏襲し、高校生活とストーリーが綿密に絡み合っているのは本当に見事。完全版のロイヤルは購入したものの、絶賛積みゲー中。
地球防衛軍5
プレステ4で一番時間を費やして遊んだゲームです。全ての職種、全ての難易度を2年くらいかけて全てクリアしてプラチナトロフィーをゲットしました。また、頭から遊び直しても良いな、と思うくらいの1本。早く地球防衛軍6を出して欲しい。(追記:6も発表されましたね。発売日に購入してやりこみたいです。)
スーパーロボット大戦Tプレミアムエディション
スパロボはスーパーファミコン時代から遊んでいますが、戦闘音楽が実際の曲になるスパロボをはじめて遊んで非常に衝撃を受けました。音楽が変わるだけで感情移入度合いが半端ないな、という事に気がつかされました。ゲーム自体は安定のマンネリ感で良くも悪くも楽しめました。ちなみにスパロボはFが一番楽しめました。
デッドセルズ
インディーゲームですが、近年、アホのように遊んだゲームでしたね。メトロイド好きで、ローグ(PC88)が好きな私にはドストライクのゲームとも言えます。昔のアーケードゲームを遊んだような感覚があるんですよね。未だにアップデートを続けているのも好印象。アップデートするたびに遊ぶ感覚が変わるので、面白いです。
ハースストーン
古くはマジック(紙版)を遊んでいたくらいのカードゲームファンですが、はじめて電子版のカードゲームとして遊んでみたところ、シンプルなシステムにはまり、ほぼ発売当初から現在まで遊んでいます。思い出深いカードがたくさんあるのは良いカードゲームの証拠ですよね。
パズドラ
スマホゲーで一番遊んだゲームと言っても過言ではないですね。良くも悪くも現在のスマホゲーの流れを作った1本。現在はアンインストールしてしまいましたが、3年間くらいほぼ毎日遊んでいましたね。各種コラボも衝撃的でしたし、トイレにこもってイベントをクリアしたのも良い思い出です(何
ドラクエウォーク
現在、唯一遊んでいるスマホゲーですね。ドラクエ好きとしては外せない1本。運営があまり上手くない(イベントがあまり面白くない等)所はありますが、少しずつ良い方向には向かっているので、今後も徐々に面白くなっていくことを期待しています。なんだこうだいって毎日遊んでいますし、今、一番時間を費やしているゲームかも知れません。いずれ「最高のゲーム」になる事に期待も込めて。
ディアブロ3
昨年末にSwitch版を遊び始めたのですが、「もっと早く遊んでおけば良かった!」と後悔するくらいには無類に面白い1本ですね。ストーリーも重厚でグラフィックも超絶綺麗。コツコツアイテムを集めるのも楽しいし、時間を見つけて5分だけ遊んでも楽しいという何この名作。ディアブロ4は発売日に買いたいです。
ビートセイバー
オキュラスクエストで遊んでいますが、VR版音ゲーで、ライトセーバーを振り回して箱を切り刻むのがとにかく爽快。「新時代のゲーム来たな」と思わせてくれる1作でした。ただ、高難易度で遊ぶと汗が猛烈に出てくるので、夏場に遊ぶと非常につらい1本でもあります。
まとめ
こうして年来別にゲームを選んでみて感じたのは、「ゲームの進化の過程」を体感できて本当に幸せだった、という事ですね。これからも未体験のゲームがたくさん現れるとは思いますが、ゲームの進化をここまで味わえることはないんだろうな、と思ったりもします。
あと、上記には書きませんでしたが、「ピクロス」シリーズは、GB版からSwitch版に至るまで、ひたすら遊んでいます。昨日も遊びました。これはライフワークのようなゲームですね。本当に奥が深くて楽しめます。一生遊び続ける気がしています。
こうして振り返ってみると、近年は昔に比べてゲームに使う時間が本当に減ったな、と思いました。2020年はもう少しゲーム成分を強めたいですね。
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