動物モチーフ菓子が苦手になりました。
衝撃かつ緊急事態です。
わたしが、このわたしが一度手中にしたサブレを手放したのです。あろうことか多分日本一有名なサブレを。
見た目、味、重量感、知名度のすべてを満たす明治生まれで菓子業界の重鎮、鳩サブレー。
サブレ紅白歌合戦(架空)に出場したら、間違いなく大トリの鳥です。サブレではなくてサブレー。お名前も文句なくすてきで、素朴で風合いもいい。
先日配り菓子でいただき、ありがたく持ち帰りました。久しぶりなのでご挨拶したのですが、よくよく見てため息をつき、結局開封できずに家族へ託しました。
自ら食べる権利を放棄したのです。このわたしが。10月は愛鳥週間ではないはずなのに。
「食べてはいけない」なんとも言えない感覚でした。これはひょっとして。
昨朝、家族が新聞を読んでいて、こんなこと書いてると教えてくれたのが「コアラ」について。
個体差やさまざまな要因があるとは思いますが、環境(気候)の変化でユーカリの葉の水分量が減少し、コアラが不足分を補うために水を飲むケースがあるようです。
私たち人間は暑ければエアコンをつけ、水分摂取に励み、熱中症警戒アラートを聞いて暑さ対策ができます。まさかコアラがこんなことになっていようとは。ああ、なんと悲しい。
おそらく当分「コアラのマーチ」が食べられない。
少しばかり考えて結論づけました。
数年前から、やたら動物がかわいくて気になってしまうのです。
(苦手な動物はいます。ペットは飼っていません)
「かわいそうだから食べたくないー!」
シンプルにこれかも。へっ、今頃?
もうひとつ銘品があります。
「たべっ子どうぶつ」
1978年生まれ 今年46歳 働きざかり
これで試してみようと思って調べてみたら、
こんなのを見てしまった。もう食べられない。
大群がいたら対応不可。一羽の鳩でもダメだったのに!
野良猫(子猫)の鳴き声を聞くと「見たいー!触りたいー!」これは幼児化ですかね?寂しいだけですか?幼児教育に疎いのでよくわからないです。
「猛獣診断」ではヒグマのわたしですが、他の動物に例えると今日のところはキリンにしておきます。