見出し画像

「ハーフ」「セット」を選ぶ理由とは。

おいしい食べ物一種をひたむきに食べると、満足感に浸って幸せを感じ、そして疲れ果てる。

セットメニュー、たとえば丼ものにミニ麺類がついてくるなんて最高に食欲が増して打ち震えてしまう。どちらの器に箸を移動させるかを決断する贅沢ったらない。

今でこそ当たり前のメニューでも、私たちの琴線に触れる食事スタイルを軽く見直してみた。

①ハーフ&ハーフ 
この幸せな眺めと期待感を表すにはペンが負ける。
見るからに「どや!どや!」といわれてる感じ。


しまなみピッツァ様からお借りしました↓

マルゲリータ&クワトロフォルマッジ
きっと1枚で2度おいしいよ。
「クワトロ」と聞いたら、もうあかん。



ピザカッターで8等分すると美しくシェアできる。
6等分は大き過ぎて生地が重みでしなるから食べにくい。お腹いっぱいの時は「どうぞ」の譲り合い可。


他にもさまざまな料理はある。
2色のソースや2種の生地などどれだけ食いつかせる気なのか、その気がしれない。完全に我々は獲物だ。

ハーフ&ハーフでは特にメニューがなかなか決められない人がいるが(正直イラつく)、いろんな組み合わせがあり過ぎて客の判断を鈍らせるのはお店側にも原因がある。ぜひそこそこのメニュー数でお願いしたい。
見る分には非常に楽しいけれど、メインは「食べる」なので「選ぶ」にエネルギーを注力し過ぎないように我々は用心しなければいけない。

2人での食事ならば、各々が好きな1種を注文して後でシェアすればいい。悩み多き方は心臓への負担の少ない原始的なこちらはいかがですか。

おいしい広島焼きをごちそうになりました。
熱々の2種をシェアして早食いで最高!


②半チャン、セット
町中華、半チャンと聞いたらお腹はぐーぐー鳴り出す。熱々を両方食べたい。
(それにしても「れんげ」ってどうしてあんなに使いにくいの?未だにコツがつかめない。不器用なだけかも)

半チャンとは「半量」
ラーメンのセットで頼むと、ラーメンの半量のチャーハンがついてくる。ボリュームがあり贅沢!

悲しく残念な記事です↓



セットにも弱い。
スープ、サラダ、デザート付き。
単品との比較では、9割以上はセットに傾く危険な食事提供法(わたしの場合)。味よくコスパまで納得できたらかなりラッキー↓

麹を使ったセットメニュー。
すべての味が違うのに融合してる感がすごく、再訪を誓う。


*番外:スポーツの半

フィギュアスケート界での半は「半周」でアクセルと呼ぶ。3回転半、4回転半をくるくる回りながらジャンプして着地を行う。人間技だと思えない。
選手の目は回らないと聞いても心配になる。

ソチ五輪伝説になった浅田真央選手の魂の演技(トリプルアクセル含む)には泣いた。後年動画を見ても変わらずジーンとする。半(アクセル)は感動を呼ぶ。



昨年から発酵食を少しずつ取り入れている。
教えていただいたり、YouTubeやKindleのチェックが多い。よく拝見する榎本美沙さんの本を最近初めて購入した。俄然実験魂に火がついた。


さて、時は5時過ぎ。いつもの朝が来た。



昨夜から作ると決めていた。
ハーフに初チャレンジ。

原料は↓

ケチャップ麹(発酵前)


カレー麹(発酵前)


初めて作ったケチャップ麹がおいし過ぎた。
すでに2回作ってすっかり虜に。

そこへ親戚筋に近いカレー麹。これを使ってどうしてもカレーを作ってみたかった。
ひと足先にパンへ塗ってみる。待てない。

発酵後を食パン6枚切りにハーフ塗り
どちらがおいしそうに見えるのか?
レギュラーメンバーでおはようございます。
塩麹ゆで卵、塩麹チキン
じゃがいもとひよこ豆のサラダも新規加入
緑がほぼないのは残念
シュレッドチーズがないので、
試しに粉チーズを振ってさらに焼く。
ガッツリ。満足の出来で立ち食いでも幸せ


朝からこの量を食べる機会は滅多にないので胃が驚く。労働意欲を奪われかねない腹パンになった。


ハーフ&ハーフやセットの効用は、

*おいしいを何度も味わえる
*摂取する食材が増える
*目の保養
*話題豊富
*お得感
*新たなチャレンジができる


思いつくのはいずれも食事に関することだ。

しかしここにきて考えてしまう。
そこにシチュエーションならびに人(性格)が加わると新たな問題が勃発する。

強調が難しい人との食事場面にハーフ&ハーフが要求されると、さらに難題が待ち受けるだろう。


不要な情報ですが、
わたしは兵庫県と愛媛県の「ハーフ」です。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?