トンネルを抜けて半日リフレッシュでプチ旅人になる。
ご縁がある街で大好きな高知県にはずいぶん行っていません。4年前に高知自動車道が全線4車線化しましたが、最後に訪れたのはそれよりもっと前です。
高速道路を以前のように運転できるかを試す講習メインで、ナビとスケジューリングが得意な友人に同乗をお願いして日帰り高知旅が実現しました。わたしは安全運転に専念します。
AM7:00出発、晴れ、少し肌寒い朝。
空がすっかり夏から一足飛びに冬へ。
今年の秋は1週間くらいしかなかった感じがします。2時間後に1つめの目的地へ。
◻️高知 蔦屋書店
都会にはこのタイプの商業施設は多数あると思いますが、地元にはないので楽しみです。
明日通販で買った材料が届くので伏目がちに通過……
戦利品
・『ゲッターズ飯田の五星三心占い2025』
・『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』
・メモ帳1冊(土佐和紙製)
本屋は落ち着いた雰囲気で豊富なジャンルの本に囲まれていて、読書スペースの充実ぶりに驚きました。もしここが近所にあったら、用もないのに足繁く通ってブラックリスト(＋指名手配)入り必至です。ただただうらやましかった。
◻️コミベーカリー
懐かしさで胸いっぱい。
老舗のパン屋さんです。スフレタイプのチーズケーキが人気で一躍有名になりました。
数年前にホールでチーズケーキをいただいた時は、悲鳴が上がって顔を突っ込みそうになりました。それくらい表面がなめらかで美しくふっくら焼けていて、中は水蒸気の粒を閉じ込めてしっとりシュワシュワ。ボリューム満点でいくらでもいけます。
数十年ぶりに買うパンは懐かしのタイプが多く、なんといっても驚く安さ！7個購入して¥1,480。
ひと昔前は対面で注文を聞いて袋詰めしてくれるシステムでしたが、さすがに変わっていてレジの行列でした。
・ラムレーズンメロンパン
・ぶどうパン4枚切り2枚入り
・ブルーベリーベーグル
・いちじくとくるみのリュスティック
・ヨーグルトブルーベリーパン(こんな名前)
・ミニパネトーネ
・つぶあんぱん
気温が上がってきたので、クリーム系と惣菜系は泣く泣く諦めて無難なパンにしました。好みの偏りが激しくて失笑。どんだけレーズン好きか。
パーキングに駐車してから少し歩きました。
◻️KAWAKUBO COFFEE
名前がひとつもわからない……
スパイスの味と名前の不勉強がこんなに残念だとは。わかる人はある程度はわかると思います。
時間差でヒーヒーきますが、決して辛いだけではなく肉のうま味あってのスパイスヒーヒーで、心地よい大人風味でした。
ご飯の量はさることながら、トッピングの肉ヒーヒーの量を「間違えていないか？」心配するくらいたっぷりかけています。普通の1.5倍量はありました。
もちろんコーヒーとデザートをいただきます。
コーヒーは中深くらいの苦味で酸味がほぼなくて、とても飲みやすいタイプ。ロータスブラウニーとよく合いました。
ブラウニーにフォークを刺しにくくてなかなか下まで入りません。フォークが折れるか、皿が割れるか、いっそ手で持って齧ろうかと思いましたが、気合いで食べ進めて事件には至りませんでした。
ロータスビスケットは好きな市販焼き菓子のTOP5に入るので、見ると満足します。こっくりよく焼けて美味でした。
しめて¥1,300円。えっ、安くない？
ひとつ気づきがありました。
カフェメニューではカレー＋サラダ(ミニ)のセットは定番ですが、こちらは単品勝負でした。
時々あまり元気のない野菜が提供される店があるので、いっそ省いて単価と単品の量を調整すれば、店側も楽ではないでしょうか。サラダはサービス感覚なのかもしれませんが、しっかりお金を取って客が満足できるものをメニューに入れるのは一方法だと考えます。
今回ドライカレーに集中できて大満足です。
◻️を菓子と。Coffee and Bake
白の清潔感に身を委ねてリフレッシュ！
ひろめ市場をひと回りしてお土産購入後に休憩タイム。
さっきのドライカレーが大食いの胃を満たしてくれて腹パン。しかし、を菓子を見て胃が動く。
「ガトーショコラを！」 マジか。
みっしりずっしり、クーベルチュールの香り高き風合いがダイレクトに伝わる食感。そこにクリームをつけると反則技です。クリームの甘味がほどよくて、出しゃばらずにチョコレートと手をつないでくれました。
若いカップルが入ってきた！おばはんは退出。
今日一番の善行でした。
高速道路で復路を走ります。途中サービスエリアに2ヶ所立ち寄ってお土産をさらに買い足し、思い残すことなく帰宅しました。
ちょうど10時間でしたが、半日でも十分楽しめてゆとりもあって疲労感はありません。
泊まりにすると家族のことが気がかりになるので、日帰り半日プランはむしろ安心材料であり、限られた時間は工夫をもたらして充実感が増すと思います。
結構なレベルの出不精だと自覚していますが、旅行と考えるから重くなる。ほんの半日リフレッシュできるプチ旅人が今の自分にピッタリだと気づいて、とても幸せな1日でした。
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