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10 2024京都紅葉の旅

お、お、遅くなりました!
言い訳をどうぞ!↓(読み飛ばしてください)
カメラから写真を取り込もうとする→ケーブル無くてwi-fiで飛ばせ→家のネットが終わってる→ケーブル買う→アマゾンのブラックフライデーに巻き込まれ届くのに10日かかる→写真取り込む→onedriveの機能のせいでいろいろややこしくなる→整理する→データをgoogleに移す(googleは課金していて保存領域が潤沢にある)→やっとnote書き始める
みたいな感じでした…
amazonさぁ…

なんかもう1カ月近く経ってしまったのですが、写真もいいの撮れたので暇つぶしに御覧下さいませ。

蓮華寺(れんげじ)

色とりどりの葉が迎えてくれました
ちょっとアングル変えて

ここは紅葉シーズンでは無い時期に訪れたことがあるのですが、紅葉期はやはり素晴らしかった。
今年夏の「そうだ京都、行こう」のCMでも安藤サクラさんが訪れていたそうです。
家の中から庭を見る「鑑賞式」の庭園ですが、池まわりも歩けるため、池泉回遊式庭園でもあります。
わたしはいわゆる「鑑賞式」が好みでして、個人的お気に入りの智積院、成就院なんかもそれで、そこにぼーっと座りながらただ時が流れるのを五感で感じるのがたまらなく好きなんです。
蓮華寺に初めて来たときはわたし以外2、3人しかいなくて、ぼーっとするのに最高なシチュエーションでした。
今回は紅葉シーズンということもあり、多くの方が訪れていました。
それでも京都駅からは少し距離があるためか、清水寺や天龍寺に比べれば過ごしやすかったです。

手水鉢手前から

モミジのほかにも黄色の花の石蕗(ツワブキ)、千両(センリョウ)が秋の景を一層引き立てます。
ああ、秋。
見るものすべて秋。
手水鉢のような一見実用的なものでも、そこを視点場として庭を見るとまた違った景色を楽しめます。
庭園のセオリーで行くとここからの景も作庭者は考えているのです。
(蓮華寺の作庭者は不明)
もうこれだけで来てよかった。
いやいや、まだまだ始まったばかりだぞ。

朝ごはん

雅ご膳(1,800円)
一人暮らしなのでこんなにおかず食べることなくて、マジで泣きそうなくらい嬉しくて最高でした

朝ごはんは何かいいもの食べたいということでこちらの朝をセレクト。
出てきた御膳に感嘆の声!
おかずが12種類もある………!
サイコーじゃない?
朝からどんだけって思うかもしれませんが、完食したし最高の朝のスタートでした。
一緒に行った面子も「ここは当たりだった」と太鼓判。
もたれるものも無いし、とにかくこれで1800円は破格では?
客の日本人は私たちだけで、ほぼ中国人でした。
お店はこちら↓
京菜味のむら

天龍寺(てんりゅうじ)

京都の顔とも言える天龍寺(特別名勝・史跡)
曹源池(そうげんち)庭園

衝撃。
衝撃。
殴られたみたいな衝撃。
まさに美の暴力。

わたし、天龍寺二回目なんですよ。
それも庭園めぐりを始めて最初に来た京都の庭園がここだったんです。
その時の衝撃が今もまだあって、(自分では「天龍寺の衝撃」と呼んでるんですが)でもその反面「あの時はまだ庭園見始めたばかりだったしな~」とか考えちゃって、今見たらどう思うかなって考えてたんですが
やっぱり天龍寺。
ここ数年いろんな庭園を見てきた自分にもガツンときました。
この眺望は東京じゃ無理。
周りにビルもマンションも看板もないのはもちろん、この嵐山の借景の壮大さ!
そして紅葉の色づきの良さも素晴らしかった。
まさに名所です。

龍門瀑(りゅうもんばく)
鯉が滝を上って龍になるという中国の言い伝えを石で表している
もっと近くで見たい

こちらの庭園、作庭は夢窓疎石(むそうそせき)。
禅僧ですが、作庭家としてもとても有名です。
日本庭園の作庭家としての存在感は1、2を争う人物ではないでしょうか。
禅の思想を庭園に落とし込み、枯山水を生み、今の日本の美学に繋がる功績を残したといっても過言ではないと思います。

彼の作庭した苔寺で有名な西芳寺に行ってみたいのですが、今拝観料4000円なんですよね…
ついこの間まで2000円だったのに。(それでも尻込みしていました)
龍門瀑は金閣寺のものが分かりやすいと思いますが、起源はこの庭園と言われています。
この橋とか薄すぎて今は渡れないでしょうが、ドローンとかでもいいからその視点場から大方丈を見てみたいです。

天龍寺、とても良かったですが有名なぶん人出もすごくて…
じっくり見て堪能できないのが残念です。
これだけ素晴らしいのでしょうがないことなのは分かっていますが、あの素晴らしい景色を静寂の中堪能してみたいなと思ってしまいます。

おまけ

天龍寺の紅葉のお守り「洗心」
めっちゃ可愛い!と即購入しました(お土産にも喜ばれました)


天龍寺 宝厳院(ほうごんいん)

獅子砲の庭

今回天龍寺界隈を歩いていたら見つけた特別公開の庭園です。
ここがまた、紅葉が最高潮でした!
知らなかった場所なのにここまで凄いと得した気分になります。
これが旅行の良さですよね。
紅葉、すごくないですか?
まだほとんど落ちず、すべて色づいている状態で写真が撮れることって1年のうちに1日か2日あるかないかくらいの確率なので、シャッターが止まりませんでした。

別アングルでもどうぞ

太陽光がいい仕事してくれます。
紅葉の色は曇りの方がよく出るのですが、やっぱり太陽光があると陽の雰囲気が出て好きです。
ちなみに宝厳院と弘源寺のセットチケットで行ったのですが、弘源寺は庭園はあったのですが、窓が閉められていて良く見えなかったのが残念でした。
写真も撮れなかった。
でも、池田屋事件の刀の傷跡とかが鮮明にたくさん残されていて、それはすごく興味深かったです。
幕末も勉強したい!

本能寺(ほんのうじ)

そうです あの本能寺です

エッ、本能寺って京都だったの!?
なんとなく奈良とかだと思っていました…
意外と京都市ド真ん中、商店街にいきなり登場します。
本能寺は五度の火災に遭い、本堂は1928年に再建されたとありますが
もっと新しく見えるくらいきれいでした。
やはり「本能寺の変」の印象は強く(日本史に疎いわたしですら知っている)、販売しているものも織田信長に関するものが多かったです。

火伏せのイチョウ というそうです
鮮やかすぎる大きすぎる 京都市指定保存樹木だそう
ねこちゃん
(お寺と猫って良いよね)


紅葉の京都、いかがでしたでしょうか。
本当は紅葉なら南禅院に行きたかったのですが、現在工事中?とのことで休園しているようなので、再開園の暁にはぜひ紅葉を見に行きたいと思っています。
個人的におススメなのは蓮華寺です。
とにかく色づきも良くて、紅葉期でもゆっくり見られるのがとてもよかったです。
次の記事は番外編、今回の旅の庭園以外のものや昨年の紅葉期の京都もちょっぴり見せたいと思います。
旧古河庭園の記事も書かなきゃ…
ここまで読んでくださってありがとうございました!

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