親の教育。
教育は学校教育だけでなく、家庭教育、地域による教育と数多くあります。
そのなかでもやはり親の教育はとても大事です。
しかし、当然親のレベルは明らかに違います。子どもは親を選べないので、教育ができない親のもとに生まれる子どももいるわけです。
そのセーフティネットとして学校教育が存在していると考えますが、それは一旦置いておきます。
私が感銘を受けた教育をつづります。
父「女は殴るな」
男だったらいいの?となりますが、そこはきちんと補完しています。誰であろうとダメです。
けれども、あえて対象を「女」に絞ることで、幼少期の私は「殴ることがダメ」ということに関して考えることができたのだと思います。
これが「殴るな」だけなら、また誰かを殴っていたやもしれません。
「え?男ならいいの?」となったところもポイントだと思います。殴ることはどちらかというとよくないと思っていた私を意外な形で認めてくれつつ、指導した形になっています。
殴られっぱなしでやり返さない人間になってほしくないという思いからの教育だと思いますが、かなり大きい副産物をいただきました。
母「継続は力なり」
両親共に「やめる」ことに関しては決して許してくれませんでした。唯一やめたのはそろばんです。剣道の練習と曜日が被ったからです。
母はずっと口酸っぱく言っていました。剣道の本を買い、その序論の部分をひたすら私に言い聞かせました。
正直うんざりしていました。
だから継続という言葉が嫌いになりました。
でも今までの人生で継続以外力になったことはありません。
継続は力なり、というより継続以外力なしです。
両親の教えは本当に人生の役に立っています。
剣道部の顧問の先生の話もスーパー役に立っていますが、それはまた違う回で。