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観葉植物の魅力について、自分なりに語ってみる。

OrAngE.です。

元々様々なものに興味津々で生きている自分ですが、転職と同時に住まいを変え、それと同時に手を出したのが観葉植物でした。

今回は、そんな観葉植物の魅力について、私の目線で語らせていただければと思います。自分の育てている植物の紹介ではなく、ただただ「植物はいいぞ」と言い続けるだけの記事ですが、どうか是非最後までお付き合いください。


心身共に癒される

観葉植物を取り入れるきっかけにもなりやすい、有名かつ単純な魅力が癒し効果だ。

緑視率を高める(視界に入れる緑の量を増やす)ことで生産性が向上したり、精神的ストレスが抑えられる。そういった効果が植物を視界に入るような位置に置くだけで得られるのであれば、有難いことこの上ないではないか。

さらに、マイナスイオンは気分をリラックスさせてくれるだけでなく、血圧を低下させたり心拍数を安定させるなど、健康への効果も期待される。

また、現代人の多くはスマホやPCと共に生きている。それらによる眼精疲労やストレスを緩和させる力が観葉植物にはあるとのこと。

無論、治療薬並みに劇的な効果があって「この観葉植物さえ部屋に置けば医者いらず!」とか、そういう話ではない。現に私は腰痛に悩まされており、ロキソニンとお友達だ。

しかし、長い目で見た時に、居住空間が心身を癒してくれるような環境か否かは大切なことだ。

私は、自宅の植物達から多大な癒しをいただいている。仕事の無い日には朝起きてから眠るまでの間、手が空けば観葉植物の様子を観察したり葉水を与えたりしているが、特にストレス緩和については間違いない効果があると感じている。

仕事や人間関係でむしゃくしゃしがちな人には、是非観葉植物を育ててみてほしい。植物にしっかり向き合うと、意識がストレス対象から逸れる時間が増えて、ほっとできるはずだ。

日々の変化が面白い

植物を育て始めた人がハマるきっかけになる魅力こそ、植物が成長し変化していく様子だと思う。種類や時期にもよるが、環境や手のかけ方で本当に分かりやすく状態が変わっていくのだ。

瑞々しく生命力溢れた葉が新しくついたり、それの葉が大きくなったり、茎がどんどん伸びたり、透明容器で育てているなら根を張る様子を観察できる。

成長や変化を見守る楽しさというのは、例えば育児であったりペットの飼育であったりといったものにも通じるわけで、育成シュミレーションのゲームが昔から存在することなどからも、そうした変化の観察が好きな人は世の中には多いのだ。

変化の中には、ポジティブでないものもある。知識不足や勘違い、手間を惜しんだがために起きるものもある。だらりと葉が垂れたり、先が枯れたり、様々だ。

しかし、それも完全に悪いものではない。確かにその時は結構頭を悩ませてしまうのだが、勉強になり現状を改善をする大切な機会となる。
原因と対策を調べ最善を尽くせば復活するものもあるし、そうでなくとも間違いなく次に活かされるのだ。

変化のない日々は、些か退屈だ。しかし、刺激を求めて全力で行動ができる人間ばかりではないだろう。日常生活の範疇で、完全には予想できない生命力溢れる変化や潤いを得られる観葉植物は、良い退屈しのぎとも言えるのだ。

植物の手入れが楽しい

これは上記の、変化を観察する楽しさと同時に感じるものである。
観葉植物は、適切なお世話や治療によって目に見えて元気になったり成長をしたりする。つまり、植物はこちらの頑張りにしっかり応えてくれるのだ。

植物を育てたことがない人は、もしかすると「毎日水やりしなきゃいけないなんて面倒だし…」と思うかもしれないが、正直そんなことはない。寧ろ、毎日几帳面に水を与える場合のほうが根腐れする可能性が高くなると思う。植物による、と言われればそれまでの話だが。

水やりや葉水、植え替えなどは植物によってタイミングや頻度、量などが異なるため、購入する前にまずしっかりと自分のライフスタイルに合う植物を選びさえすれば、そう面倒なことはない

そして、一度観葉植物の手入れを始めると観察が楽しくなり、より大きく成長させたいと考えたり、より綺麗に育てたいと思い始める。そうなってしまえば、その過程として必要な世話など、なんの苦労とも思わなくなるのだ。

私自身、手間を恐れて最初のうちはフェイクグリーンだけでも十分ではないかと思っていた部分があったが、フェイクグリーンも全くの手間いらずではない。枯れる心配はないが、定期的に埃を除去する必要はある。それならば、言葉は発さないが共に成長し生きてくれる植物に対して、色々やるくらい大したことではないだろう。

生活空間がオシャレになる

これは好みの問題もあるかもしれないが。
観葉植物がある部屋は、なんとなくオシャレに見える。

観葉植物は洒落た店舗などに置かれることも多く、自己満足ながらカッコイイ植物をいくつか位置を考えつつ配置すれば、案外それなりの部屋に見えてくるのだ。

それだけの話だが、やはり毎日自分が生活する空間がオシャレであれば気分が良くなるし、来客時にも恰好がつけられると思う。正直、『本気で世話が面倒だけど、このメリットだけ享受したい』ならフェイクグリーンでも十分なのだが、比べてみると生気の有無による魅力差は結構大きい。

可能ならば、遠目に見るような位置(ぱっと見で偽物とバレない)や、植物が育ちにくい位置(窓がない部屋で光が足りない、など)にはフェイクグリーンを配置し、植物を育てやすい窓辺や肉眼でまじまじと眺めるような位置に本物を配置すると良いのではないだろうか。

また、植物を飾るプランターやスタンドも、部屋の飾りの一部として存在感を放つことになる。お気に入りの植物をお気に入りの器で育てれば、それは同じ空間で成長する生き物であり、アートであり、インテリアだ。

まとめ:観葉植物で生活に変化を与えよう

上記に挙げた沢山の魅力は、あくまでも私の視点から見た大まかなものだ。人によって、それ以上の気づきがあるだろう。それくらい観葉植物の導入は生活や心に変化を与える

なぜ、これほどまでに植物は我々の生活に変化を与えるのか。それは、生きているからだ。気に入った雑貨やインテリアを買って好きな位置に配置する満足感とは異なり、命あるものを継続的に育てることの楽しさや難しさが多くの人を惹きつけるのである。

会社と自宅の往復で代わり映えの無い日々を過ごしている人にこそ、この変化を是非楽しんでほしい。自己満足で書いたこの記事が、誰かの参考になることを願う。

OrAngE.




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