弁護士竹村淳(オレンジライン法律事務所)

オレンジライン法律事務所(東京都立川市)の代表を務める。上場会社から個人事業主まで顧問先は40社を超える。企業法務、特に、契約書チェック、労働問題(使用者側)、M&A(法務労務デューデリジェンス)、賃貸借契約が専門。「できる経営者は、契約書は専門家に任せ、本業に注力する!」

弁護士竹村淳(オレンジライン法律事務所)

オレンジライン法律事務所(東京都立川市)の代表を務める。上場会社から個人事業主まで顧問先は40社を超える。企業法務、特に、契約書チェック、労働問題(使用者側)、M&A(法務労務デューデリジェンス)、賃貸借契約が専門。「できる経営者は、契約書は専門家に任せ、本業に注力する!」

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弁護士はここを見る!契約書チェックのポイント!(その2)

この2つができれば契約書マスター! 契約書チェックのポイント。今回は2回目。今回は「この2つができれば契約書マスター!」という話です。 前回第1回「契約書はなぜ作る?」はこちら。 さて、契約書チェックの細かいテクニックは語ろうと思えばいくらでも語れますが(そういった話は後日します)、今回は、あらゆる契約書チェックに適用できるポイントの話です。 連載第2回目ですが、いきなり核心かもしれません。 ズバリ、以下の2点です。 1.その取引におけるリスクがなにかを検討し把握

    • 弁護士はここを見る!契約書チェックのポイント!(その1)

      「契約書はなぜ作る?」 そんな大上段の話、いらないよ!という声が聞こえてきそうですが、これがわかっているかいないかで、契約書の見方が変わってくるので、お付き合いください。 さて、日本の民法は、原則として、当事者の合意があれば、契約が成立するという建前をとっています。つまり、民法的には、契約書を作らなくとも、契約は成立するのです。 そうであるにもかかわらず、契約書を作るのはなぜなのでしょうか。 例を出してみます。あなたはXさんに1000万円を貸しました。しかし、Xさんは