あれがダメ/これがダメ、から脱却できる考え方
ネットの世界では、あれがダメ/これがダメ、という意見が氾濫している。個別の意見を見れば納得する。それはダメだよな。しかし、そういった意見をたくさん見てしまうと息が詰まるのではないか。そもそもダメなところが一つもない人なんているのだろうか。みんなダメだとしたら、みんなより良く生きていけないのか。
この世界は労働の義務ってものがあって、基本的には働かないと食えなくなっている。働き方は柔軟性が高まっていて形はそれぞれあるけど、参加しなきゃいけない。であれば、そんなにダメダメ言っていたら、全員が働くなんて無理なんじゃないかな。ダメな人でも働けないと、義務だなんて言ってられなくなるよね。もっとダメを許容しないと。
IT業界にはこんな姿勢の人じゃないとダメ、とか、出世するならこうしないとダメとか、皆成長志向があるのはいいけど、ダメから入るのは私は間違っていると思う。ダメをどんどん潰していくと、つまらない大人になっちゃうよ。
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