見出し画像

よく勝つものは争わない

戦後の日本を導いた、故吉田茂氏の言葉だ。

歴史の変遷を確認すると、確実に言えるのは戦争をしなかった国が優位となっている。戦争をして勝ったとして、結果疲弊する。疲弊した上でまた勝つためには戦争をしなければいけない。結果、どんどん疲弊して行き最後に負けてしまうことになる。

これは国家間の話だが、我々の人生の中でも同じことが言える。誰かと意見が合わない時に、すぐにディベートに持ち込むことをする人がいるが、これは得策ではない。誰かを言い負かした途端に、勝ちと負けの立場が残り、その後の協力関係に傷をつけてしまう。あんな人を助けられないよ。そんな関係を勝負好きの人はどんどん増やしてしまう。連戦錬磨で皆言い負かしたから、自分が何かやったときにはみんな助けてくれる、と思いきや、弱みを見せた途端に皆歯向かってくるのだ。

ここから先は

781字

就職氷河期初期からIT業界に入ったインフラエンジニア・技術系マネージャーのorangeitemsが運…

スタンダードプラン

¥300 / 月

スタンダード+応援プラン

¥1,000 / 月

IT業界転職支援プラン

¥10,000 / 月
あと2人募集中

サポートをお願いいたします。頂いたサポートは、よりよい記事の作成のために積極的に利用します。