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仕事ぶりはまじめなのに、仕事ができない理由
まじめだからって評価されるわけじゃない、それは真実だ。まじめならいいじゃないか。誠実に真剣に仕事向き合って何が悪いんだ。そりゃそうだが、それだけでは十分じゃない。
仕事は次から次へと入ってくる傾向にある。タスクリストを作って仕事を登録し管理する人は多いだろう。昔は付箋紙に仕事の内容を書いて机に貼って行く人はいたが、最近はコンプライアンスの観点から机に機微な情報を貼り出すなということになり、デジタル的に処理する人が増えた。やっていることは同じで、ただただいくつもの仕事を忘れないように、記録する。
仕事の数々をそのまま羅列していったら、古い順番から新しい順番に仕事は並んでいく。このやり方で情報が抜ける。どれを優先するかを処理していない。付箋紙の時は、目立つところに貼る、なんてことをしていた人もいたが、そこに何枚も付箋が貼られることになる。優先の中で最優先みたいなことになり最後はパンクする。私が昔行った炎上中の運用現場では、スタッフの机が付箋紙だらけで机に花が咲いていた。今なら、タスクリストがいっぱいになっていることだろう。
期待するのは「うまくやる」ことだ。
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