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消えゆく私の田舎

古いブログの方を閉鎖したので、記事を書くと言えばnoteだけになったが、毎日一記事(昼12:00)以外に書きたい時どうするか考えていなかった。ま、あんまり考えずnoteに追加で書けばいいか、という結論になった。不定期に書きたいときに書くスタイルにしよう。

さて、私の生まれ故郷は熊本の方にあるが、検索してみたところ不動産が引っ掛かった。土地を売っていた。いくらなのかなと思ったら、都会の感覚から言えばめちゃくちゃ安くて、何回かボーナスを溜めれば買えてしまいそうだった。上物の家を建てなきゃいけないが、それにしても安い。

私が小中学生だったころで、まさかその頃の舞台をお金さえあれば所有できるとはなあ感動したが、ちょっと待てと。そもそももう地域社会が終わりを迎えようとしていて住める場所じゃなくなるんじゃないかな。

地球の座標としては同じ場所で、帰ったら帰ったで懐かしいし、物理的な位置関係はあまり変わっていないのだけど、ものすごく古くなっている。空き家も目立つ。人の気配も昔より全然ない。

今地方都市の人口減が騒ぎになっているが、私の田舎はもっと先進的な田舎だ。地方都市がスマートシティーになって、へんぴな田舎は無くなりゃいいみたいな思想で市として合併された町だ。2000年あたりだったかな。

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