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意味がないからやらない、を続けていると人生が詰む
図書館に行くことなんて大学卒業以来、全く無かったのだが、最近orangeitems photosの取材で何度か足を運んでいる。
図書館に意味を見出せないのに図書館に行くのだから、手ぶらで帰ることになると覚悟して足を踏み入れるが、予想通り収穫を得て帰ることになる。今回は図書館の話ではないから詳しくは語らないが、また、図書館には改めて来ようと思った。
意味がないからやらない、という行動理念を続けて人生を継続すると、余計な知恵ばかりついた結果、何をやっても意味がない、まで到達することになる。意味があるかもと思うことはだいたい手を付けることの裏返しである。意味があると思ったこともやがてやり尽くして飽きる。過去の記憶を頼りに自分が楽しんだものを再開しても、もう飽きている。
全て飽きた、と言う状況に陥った人は必ずこう言う。「年を取っていくと、だんだん感受性が低くなり何も感動できなくなり、どんどんつまらなくなっていく」と。
この状況は、まさに誤った学習の結果だ。世の中のあらゆる選択肢に対して意味がない、と認識した理由は様々だが、たいていは先入観だ。だって、やったことがない、もしくはかなり昔の記憶なんだもの。一度、意味がない、と思ったことでもやってみるといい。今の自分ならまた違った解釈ができ、新しい体験となる可能性が高いのだから。
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