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残業との付き合い方

私はユニークなことに20代の頃はほとんど残業がなかった。サポートの仕事に就いていたが、きちんとシフトがあったので、残業をする必要がなかった。そのころのIT業界と言えばブラックなことが当たり前で、世間では終電ダッシュやら過労やら言われている最中に、いつも18:00になったら帰れていた。

その分余力があるので、通勤電車の中で勉強することにした。というのも会社で、理解できないことがたくさんあったからだ。会社の中でもわからないことについて調べることはあったが、やはり本を使って一から十まで知らないと断片的過ぎてつながってこない。本は電車の中でも読めたのでちょうど良かった。

残業をたくさんすると出世するだの評価されるだの、という世界に私はおらず、結果は定時内で出せた。その頃の感覚はそれから今まで続いていて、残業は極力しない。まぁ管理職待遇なので残業代が付かないから、というのはあるけれども、必要な残業ならする。自分の時間であるから自分で使い方は決める。ただ好きで残業するということはなく、もう何の躊躇もなく早く帰る。今日の仕事を終えているから問題ない。

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就職氷河期初期からIT業界に入ったインフラエンジニア・技術系マネージャーのorangeitemsが運…

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