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なぜ勉強しても役に立たないのか?

ものごころつかないころから、勉強しろしろと世間はこうるさいです。今の子供たちは、たくさんの習い事や塾など勉強させられることに関しては天下一品の様相です。勉強しなければ未来がない。

そして社会人になっても、資格試験がたくさん用意されています。技術は日進月歩で確かに普段から学んでいかないと、どんどん時代遅れになっていくでしょう。勉強し続けることというのは一見、真理に見えます。

その延長で、仕事のかたわら勉強に明け暮れる人がいます。最近だとオンラインサロンというのも流行しているようで、一人で勉強して本当に将来役に立つのか不安で、有識者に近づき今後どうしていけばいいか指針を得ようとする人もいます。

教材は無数にあるけれども、それを身に着けたからといって役に立つかわからない、不確実性な世の中が訪れています。

成功した人は確実に勉強している。
勉強している人が成功するとは限らない。

成功と、勉強は、必要十分の関係にないことがわかります。もし勉強の方法を誤れば、いくら勉強しても、それは成功にはつながらないということになります。

スポーツとしての勉強、到達点の見える化としての資格取得。しかし、本来の目的とはズレています。学歴のように、取得したらブランドとして社会に通用するものはありますが、社会を見回せばブランドだけで成功している人は皆無です。

勉強することはあくまでも、手段。目的は成功することです。

成功とは、活躍、評価の向上、やりがいの取得、を指します。

勉強が、自己目的化し、成功とは何の関係もない努力とならないように。どう勉強に立ち向かうべきかを書きます。

IT業界の人向けですが、そうでない人も役に立つ情報です。


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就職氷河期初期からIT業界に入ったインフラエンジニア・技術系マネージャーのorangeitemsが運…

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