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コミュニケーション能力、という呪いからの解放

子供の頃の記憶だが、親から「あなたはサラリーマンに向かない」って言われたものだ。大学の研究者とかになった方がいい、人とうまくやるとかより、アカデミックなことに関わった方が良いと言われた。

私の親世代のサラリーマン像は、
・飲みに行くのは当たり前
・人間関係が複雑で、人づきあいがうまい方が出世する
・タバコ部屋での人間関係構築
・ゴルフ、接待などなど大変
みたいな偏見が含まれていたと思う。今の時代に全くないわけじゃないが、随分含有量は少なくなったのではないか。詳しく知りたければ課長島耕作でも読めば良い。

じゃあ、親にサラリーマンは向いていないと言われた私がサラリーマンをやれなかったかというと、もう「やれました!」と宣言してもいい年齢だ。50手前まで来たらもはや成功の部類だ。

きっと私の幼少期を見て向いていないと言ったのは当てずっぽではなく、性格傾向を考えて言ったものだろう。協調性がないし、我は強いし、理屈っぽいし。社会に出ても他人とぶつかってばかりだから、窓際に追いやられるだろう、なんて想像したのかもしれないな。

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