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他人との距離感

誰かと親しいとして、もしかしたら配偶者やお付き合いしている人だとしても、それなりの距離感は大切。

ずっと一緒にいる、という言葉を拡大解釈して、どんなときも一緒にいるみたいなことを仮に実現するとしたら、それはもうある日息が詰まることになるだろう。

自分が好きなことをずっと打ち込むことは楽しいけど、相手が~ずっと~楽しいかどうかはわからない。なぜ、私は楽しいのにずっと隣に居てくれないの?、相手を不満に思うかもしれないが、相手が同じくらい好きかどうかは別だろう。そもそも他人同士であるから、お互いは違う人間だと認めているのなら、ずっと一緒にいて、というのはかなり相手に負担をかける依頼だとわかる。

むしろ、相手が好きなことに打ち込むとして、ずっと自身が相手のそばにいなければいけないのか。これも、意思の範囲で一緒にいるのはいいけれど、さすがに飽きることもあるだろう。自分の好きなこともしたいというのもある。二人が一緒の方向を絶えず向いていなければいけないというのは、これは不自然だ。

したがって、間違いなく確実に言えることは、他人とは距離感をうまく取らなければいけないということだ。配偶者との例だけではなく、親子であっても。友達、同僚、上司において全てだ。

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