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部下たちの仕事を全部消してやる、という思いで効率化している

私は50のマネージャーなので完全に自由に仕事をしている。部下には基本的な運営はお任せし、困ったらすぐに相談して、とやっている。部下も徐々に成長し、私が自由な時間が増えた。あるべき方向性である。本当に私がやることがなくなったら、引退なんだろうけど、まるでリアリティーはない。まだ部下の成長は必須である。

私のこの俯瞰的な立場で、明らかに現場の無駄な作業だ、と思うことは積極的に余裕があれば効率化するようにしている。その効率化目的は、「仕事を消すこと」にある。今までいつもやっていた仕事が無くなればその分時間は空く。毎日10分の仕事でも、一か月なら200分は違う。複数の人が関わるともっとだ。だから、細かくても少しづつ対応していく。

全部の仕事を消したら究極には、人手が要らなくなる。人手が要らなくなったら人をクビにするか、というとそうではなくて、新しいことをやってもらえると思っている。効率化したことというのは本質的には人がやる必要もない仕事だったということだから、それが無くなるのは部下に取って喜ばしいことであるはずである。私なら、そんな機械ができることを人間が毎日やるなんて、苦痛でしかない。

本来喜ばしいことであるはずなのに、部下は仕事が無くなったらクビにされるのではという不安が根底にあるように見える。じゃなきゃ、私が手を出さなくてもそもそも自分たちで効率化していたはずである。

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