そういえば、若い頃はお笑いをよく見ていた
私のような孤高に見えるタイプでは意外かもしれないが、若い頃はよくお笑いをテレビで見ていた。M-1グランプリは第一回から欠かさず見ている。そのほかネタ番組もよく見ていた。最近、あまり見ないけど。
あの、お笑いというのは、コミュニケーションの勉強としては最適だったんじゃないかと思うことがある。なぜ、人が笑うか、ということの専門分野であるから、ある程度の柔軟性のもとに法則を個々の演者がつかんでいる。もしくは、面白くない場合でも、なぜ面白くないのかを考えさせられる。乗っている芸人は、出る度に笑いをどんどん取るが、なぜ再現性があるのかを考える。何しろ、面白いだけではなく、なぜ笑いにつながるのかを知る機会となる。
何十年もお笑いを見ていると、お笑いもトレンドのようなものがあったり、時代性を反映したりと、変化し続けている。変化と言えば現代人のコミュニケーションも同じである。少なくともお笑いを見ていれば今の笑いはわかる。したがって、コミュニケーションの道具となるのだ。
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