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選挙・情勢分析・出口調査

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2018年6月の記事一覧

新潟県知事選挙の結果を出口調査から分析してみる

新潟県知事選挙の結果を出口調査から分析してみる

昨晩投開票された新潟県知事選挙は、自民党・公明党が支持した元海上保安庁次長の花角英世氏が初当選を果たしました。

各社の世論調査や出口調査でも、花角氏と池田氏の横一線の激戦が伝えられていましたが、投票率は前回より5.2ポイントも上昇し、両候補が50万票を超えて競り合う結果となりました。最終的には有権者数が190万人を超えている大規模な選挙のため、約37,000票の差がつきましたが、得票率で見れば僅

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どの市町村で差がついているのか? 新潟県知事選の得票率と得票数を地図化

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今回の新潟県知事選は前回よりも投票率が上昇し、各社で出口調査が食い違う接戦の末、自民・公明の支持する花角英世氏が当選を確実にしました。

図1.今回の選挙の得票数

まず、今回の選挙の得票数を確認しておきます。花角英世氏の得票率は49.6%で、半数までは到達していません。立憲・共産・社民・自由・国民が推薦した池田千賀子氏の得票率は46.2%で、両者の差は3.4ポイント。得票数にして37102票とな

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